GoogleがPixelスマートフォンの電池残量表示について、より正確にするため利用者の使用法を学習し、それに基づいて評価するオンデバイスモデルを構築したとサポートフォーラム内で明らかにしました。
これまでの推定利用可能時間は、過去数時間に1時間当たり10%のバッテリを消費していれば、今後もそのペースで消費し続けるものとして表示していたとのこと。
もちろんこれが正確なわけはなく、新しい方式では過去の利用方法から同じような時間帯にどのように使われているかを考慮し、利用可能時間を算出します。
たとえば、通勤通学の電車の中でYouTubeを見ているなら、その時間帯のバッテリ消費が激しくなり、会社や学校に着いたらほとんど弄らないのでバッテリ消費が緩やかになるなどです。
なかなかすごいなと思う反面、この残り時間の表示ってこれまで参考にしたことがなく、むしろ自分の端末ならあとどれくらい持ちそうかは感覚でわかっている気もします。
そして、Galaxyなどの他社端末ではすでに過去の利用状況から残り時間を推測しているものもあります。
やや今更感はあるものの、それでも便利になるのはいいことです。また、Googleがやるからには今後カレンダーなどの情報と組み合わせて「夜に外食の予定があるから今のうちに充電を」などとアドバイスしてくれるようになるとかなり良さげですね。
(source Google)