以前から度々話題にはなるものの、これまでリリースされてこなかったGoogle謹製スマートウォッチですが、また新しい噂が出てきました。この手の話題に詳しいTipsterのEvan Blass氏によると、今秋のPixel 3/3XLの発表と同時に、Pixelブランドのスマートウォッチがリリースされるとのことです。
Besides the Pixel 3, Pixel 3 XL, and second-gen Pixel Buds, a reliable source tells me — with high confidence — that Google's fall hardware event will also introduce a Pixel-branded watch. Have a great summer!
— Evan Blass (@evleaks) 2018年5月10日
この情報に追従し、WinFutureも、Pixel Smart Watchの情報を公開しています。
スマートウォッチは3機種、Qualcommの未発表SoC Wear 3100を搭載
WinFutureによると、新スマートウォッチは3種類あり、それぞれ「Ling」「Triton」「Sardine」のコードネームとのことです。NexusやPixelスマートウォッチのコードネームに魚など海の生物の名前が使われていることはよく知られていますが、実はAndroid Wear(Wear OS)スマートウォッチのコードネームにも同じく同じく水棲生物の名前が使われています。今回のも、それぞれ「クロジマナガダラ」「サンショウウオ(もしくはホラ貝?)」「イワシ」の意味になっています。
SoCにはQualcommのSnapdragon Wear 3100を使用するとのこと。Qualcommは最近、スマートウォッチ向けに新しいチップセットを開発していると伝えられていますが、このWear 3100が該当するのかは不明です。
このチップセット、従来のWear 2100と同じくARM Cortex-A7アーキテクチャとAdreno 304 GPUを使用。製造プロセスも28nmのままとのことですが、新たにはPMW3100という電源管理ソリューションが組み込まれており、省電力化に大きく貢献するとしています。
前回の噂はLG Watchでした。今回は?
前回、Google製スマートウォッチの噂があったのは、2016年のコードネーム「Swordfish」「Angelfish」だったと思いますが、実際にはこれらはLGのスマートウォッチ、LG Watch SportsとLG Watch Styleのことでした(via Android Police)。
今回の3機種はPixelブランドになるとのことですが、偶然か否か、LGの新スマートウォッチがFCCで見つかっています。
タイミング的には、これが3機種のうちの1つという可能性もありそうです。
Apple Watchの一人勝ちとも言われるスマートウォッチ市場ですが、果たしてGoogleがどんな製品を投入してくるか、注目しておきたいところです。
(source Evan Blass(Twitter), WinFuture)