Samsungは、ディスプレイを振動させ、ディスプレイ自身から音を発する「Sound integrated into display」技術を先月のSID披露しましたが、これを搭載したスマートフォンを来年にも発売すると韓国ETNewsが伝えています。
この技術、最近増えているガラスや机をスピーカーにしてしまうという製品に近いもので、骨伝導イヤホンのように顔につけて骨や筋肉経由で音を聞くこともできるとのこと。
LGも同様の技術を開発しており両社とも来年の初めの商用化を目指しているとする業界関係者の話を伝えています。
これで何がいいのかというと、スマートフォン上下にあるスピーカーユニットを無くせるため、上下のベゼルをさらに狭くできるとのこと。Samsungが今後ディスプレイ上部の切り欠き(ノッチ)を採用するとは思えない(思いたい)ため、ディスプレイの占有率を上げるにはこうした技術が不可欠なのかもしれません。
ただ、音質面では従来のスピーカーには敵わない(と思う)ので、これをフラッグシップのGalaxy S10に搭載するとは思えません。S9でせっかくステレオスピーカーになったところですし。やるならAシリーズかJシリーズでしょうか。
ただ、これに近い技術はXiaomiかMi MIXですでに採用していたります。それとは何か違うのですかね?