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日本は遅れてる? Google Homeから操作できるスマート家電の一部を紹介

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先日、GoogleがGoogleアシスタントで利用できるスマートホームデバイスが5000機種を超えたと発表しましたが、日本ではあまりスマートホームが盛り上がっている気がしないのも事実。実際、日本はスマートホームに対して関心が低いなんて統計もあるのだとか。

日本の場合、「他と繋いであれこれ便利に」というよりも、メーカー内で完結していかに囲い込むかという方法を取りがちなのも要因の一つではないかと思っています。個々にみるとスマホから操作できたり、便利なもの多いのですが、そこから先に広がらないのですよね。

とりあえず、リンナイのWi-Fi対応給湯器、IFTTTなりGoogle Homeなりに対応して欲しい……。

▲スマホアプリから温度設定やお湯はり、追い焚きが可能な給湯器

それはさておき、現在日本で購入できるGoogle Home対応デバイス(スマートホーム対応デバイス)をいくつか紹介したいと思います。

なお、Google Homeに対応したスマートホームデバイスは、Google Homeアプリのメニューからスマートホーム > デバイスの追加を選ぶと一覧で確認できます。ここに表示されているのは、Dirrect Actionに対応したものだけなので、これがすべてではありませんが、購入時の参考にはなるかもしれません。もっとも、ほとんどの製品が日本では正式販売されていませんが……。

Google Homeに対応したスマート家電

以下のものは、赤外線リモコンなどを使わず、直接Google Homeから操作が可能な家電製品です。

Philips Hue

説明するまでもないスマートホームの代名詞的な存在。Google HomeやAmazon Echoなどから調光、調色が可能なスマート照明です。Hue純正のランプは口金がE26しかありませんが、IKEAのスマート照明TRÅDFRI(トロードフリ)シリーズが互換があり、こちらにはE17の製品もラインナップされています。

東芝 4Kレグザ

東芝の液晶テレビシリーズですが、3月にアップデートがあり、Google Homeから電源のON/OFFやボリューム操作、チャンネル切り替えが可能になりました。

4Kレグザ以外にも、Chromecast Built-inのテレビやAndroid TVがありますが、それらは電源のON/OFFや音量調整ができる程度で、チャンネル切り替えには非対応。国内でGoogle Homeから選局可能なTVは、現状ではレグザのみではないかと思います。

ロボット掃除機 ルンバ

利用するためには、まず人間が部屋を(床を)片付けなければいけないので、部屋が綺麗になる効果が高いロボット掃除ルンバもGoogle Homeから操作が可能です。

対応しているのはWi-Fi対応の980/960/890/690。

なにかを床にこぼしてしまった……なんてときには「ルンバを使って掃除をして」と言えばすぐに掃除が始まるので、便利かもしれません。

Oittm スマート加湿器

Google Home対応した加湿器です。果たして便利なのかはなんとも言えないのですが、離れたところからでも加湿器を操作できるのは、広い家や複数台利用する場合などではいいのかもしれません。

意外と少ないGoogle Home対応家電

紹介しますと言っておきながらなんですが、国内で購入できるGoogle Home対応家電は驚くほど少ないです。ほとんどの家電は、以下で紹介するような赤外線リモコンやスマートコンセントなどから操作するイメージになります。

赤外線リモコン Nature Remo

Google Homeから利用できる学習リモコンとでも言うべき製品です。このカテゴリーの製品は数多く出ていますが、個人的にはNature Remoがおすすめです。

GoogleアシスタントのDirect Actionに対応しているので、先に挙げたGoogle Homeアプリのスマートホームメニューから登録が可能です。

TP-Link スマートコンセント

Google Homeから電源のON/OFFができるコンセントです。同様の製品は数多く出ていますが、平型2ピンの製品は意外と少なく、その多くはアース付きの3ピン仕様です。

電源コンセントを抜き挿しするイメージなので、電源を入れた状態でコンセントを抜き、再度挿したときに電源が入ったままになる製品なら利用できます。コンセントを挿したあとに、何かしら操作が必要な製品だと、あまり使うメリットはないかもしれません(リモートで電源を切れるだけでもメリットかもしれませんが)。

屋外対応のOittm スマートコンセント

スマートコンセントは基本的に屋内で使うものだと思っていたのですが、屋外仕様のスマートコンセントもあります。IP44対応で防雨仕様。使い道が難しい気がしますが、玄関の照明や、クリスマス時期のイルミネーションなどでは使えそうです。

物理的にボタンを押すSwitch Bot

スマートコンセントが電源プラグの抜き挿しを行うイメージなのに対し、直接的に機器のボタンを操作するのがSwitch Botです。本体から小さな突起が出てきてボタンを押すことが可能です。

これなら、給湯器の浴室リモコンなどに設置しておくとGoogle Home経由で追い焚きなどが可能です。ただ、これ自体は防水ではないので注意が必要。

また、Google Homeから使うには、別途Switch Linkが必要です。

日本ではまだまだこれからのスマートホーム

冒頭でも書きましたが、個々の機器を見るとネットワーク対応していたり、スマートフォンから操作できるものも増えているのですが、それ自身(もしくはメーカー内)で完結してしまっており、他の機器との連携が考えられていないのが実情です。

海外に目を向けるとスマートホームはすでに一段落(というかすでに一般化してしまった)しており、その先のサービスを模索し始めている感もあります。

日本ではすかっり取り残されてしまいましたが、意外とこの状態でも構わないと考えている人も多いようで(冒頭の調査結果)、すぐに変わると思えないのが残念です。

エアコンとかテレビとか、直接音声で操作できると楽そうなんですけどね。あと電子レンジ。いちいちボタンで操作しなくても、中に入れて「600Wで1分」とか「牛乳ちょっと熱めで」とかできるとすごく便利そうなのに。

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