日本でもAmazonのスマートスピーカーEchoシリーズが発表されましたが、これに先立ち、MMD研究所がスマートスピーカーの認知度調査を実施(2017年10月25日~10月31日)。その結果を発表しました。
調査対象は15歳から69歳の男女2,155人。スマートスピーカーの認知度自体は約3割と意外と少ない結果に。
「知っている」と回答した人に、知っているスマートスピーカーを聞いたところ、Google Homeが圧倒的。国内で発売されたばかりということも影響していそうです。調査時点では国内発表されていなかったAmazon Echoが2位なのも驚きですが、意外なところではClova WaveがAppleのHomePadよりも認知度が高くなっています。発売されている製品は強いということもありますが、「知っている」と答えたのがLINEを活用している若い世代が多かったのも影響していそうです。
スマートスピーカーそのものへの興味は、「とても興味がある」「やや興味がある」を合わせると全体で32.9%。年齢別にみてもおおむね30%~40%に留まっており、意外と国内では人気がないのかな?という印象です。
このほか、スマートフォンの音声入力についても調査されており、6割以上の人で使用経験があり、10代の16%が普段から音声入力を使用しているとのこと。
この世代が10年後にはそのまま社会にでるわけで、そのころには音声入力はごく一般的なものになっているのでしょうね。
ここで挙げた以外にもMMD研究所のサイトではどんなシーンで音声入力を使うのか、などのデータも掲載されているので、興味があれば一度チェックしてみてください。
(source MMD研究所)