Sonyが時計のバンド部にスマートウォッチとしての機能を詰め込んだwena wristの新製品、「wena wrist pro」と「wena wrist active」を発表しました。
wena wrist pro
wena wrist proは腕時計としての質感や高級感を追求したモデル。バンド幅と厚みを小さくすることにより、従来モデルと比べて体積比で約25%の小型化を行っているとのこと。
バンド部に新たに有機ELディスプレイを搭載。電話やメールの着信などで、送信者やタイトルの確認が可能になりました。大きめの文字で1行表示、小さめの文字での2行表示を切り替え可能です。
防水性能は従来のIPX5/IPX7相当から5気圧防水へ向上。もちろん、Felicaによる電子マネー機能にも対応します。
ただし、従来モデルと同じですが、電子マネー機能の初期化にはiOSが必要とのこと。Androidしか持っていない人は知り合いに借りるなどする必要があります。
市場推定価格はシルバーが3万5000円前後、プレミアムブラックが3万7000円前後。12月21日に発売です。
wena wrist active
wena wrist activeは、GPSと心拍センサーを搭載。スマートフォンを携帯しなくても、ランニングなどの経路や平均速度、心拍数などを計測可能。
また、時計のヘッド部分が簡単に着脱できる構造になっており、シーンに合わせて付け替え出来るほか、時計を使わずスマートバンドとしても利用できます。
こちらもwena wrist pro同様に有機ELディスプレイを搭載し、電話やメールの着信のほか、心拍数や速度の確認も行えます。
activeの発売は2018年3月上旬の予定。市場推定価格は3万円前後となっています。
機械式とソーラー充電対応の新型ヘッド
スマート機能とは直接は無縁ですが、wena wristブランドの機械式ヘッド 「wena wrist Mechanical head」とソーラー式の「wena wrist Solar head」も発表されました。
なお、専用のヘッドを購入せずとも、ラグ幅22mmの時計であれば装着が可能です。
スマートバンドとしても利用可能なactiveのほうはちょっと気になります。買うならこちらかな?
(source プレスリリース、wena wrist pro、wena wrist active)