GoogleやFacebookなどが開発したカリキュラムを受講できるオンライン学習サイト UDACITYで、Androidアプリ開発の初級者コース「The Android Basics Nanodegree By Google」が開始されました。
「コードを1行も書いたことが初心者向け」のコースということです。
専門分野のスキル学習ができるUDACITY
オンライン学習サイトはほかにもいくつもありますが、UDACITYはGoogleやFacebook、NVIDIAなどのIT企業が作った専門分野に特化した学習コースを受けられるのが特徴です。
なかでも「Nanodegree」というコースは、需要の高い職業に就けるように専門技術を習得するコースで、かなり本気度の高いものとなっています。
Android Basics Nanodegree
今回のAndroid Basics Nanodegreeはまったくの初心者向けのコースとなっており、Androidアプリで利用するJavaの基礎やWeb API、SQLliteの利用方法などが学べるようです。
コースの説明を見ると、シングルスクリーンアプリ、クイズアプリ、ニュースアプリなどを作るようです。
学習時間は平均165時間で、毎日2時間勉強しても修了するまでに3か月弱かかる計算です。
早期修了者50名は上位コースを受ける奨学金を支給
このAndroid Basics Nanodegreeを終了した先着50名には、Googleが上位コースである「Android Developer Nanodegree」を受講する学資を支給してくれるそうです。
今日から開始されたはずなのですが、すでにトップの人は49%の達成度になってるんですよね。
経験者なのかな?
受講料金は月額9
肝心の受講料なのですが、少々高めで月額$199(約21,000円)となっています。
1週間は無料体験が可能です。
金額的にも学習時間的にも「ちょっと勉強してみる」という感じではなく、「スキルを身に付けて就職を有利に(仕事にしたい)」という感じのものです。
やや高い気もしますが、Androidは世にあふれているわけだし、本気でやれば投資に見合うだけのリターンは得られる可能性が高い気もします。
実際に「Android Basics Nanodegree」を体験
1週間は無料ということなので、登録してました。
登録時にはクレジットカードが必要ですが、日本のカードでも問題ありませんでした。
当然ながら画面はすべて英語です。
メイン教材の動画も英語ですが、字幕で日本語が選べます(Getting Startの動画だけ自動翻訳をする必要がありましたが、その後の動画は日本語字幕が用意されています)。
「コードを1行も書いたことがない初心者向け」ということもあり、内容はかなり簡単です(今のところ)。これなら、他の言語を触ったことがある人なら、頑張れば無料期間の1週間以内で終了することもできるかもしれません。
せっかくなので1週間は受講してみて、継続するかどうかを考えたいと思います。
(via TheNextWeb)
(source udacity, Android Basics Nanodegree)