EnchantMoonでおなじみの株式会社UEIが主催する秋葉原プログラミング教室の無料体験会に子供さんと一緒に参加してきました。UEIの清水社長はプログラミングの教育に並々ならぬ思いがあるようで、その熱い思いも聞くことが出来ました。子供は若干置いてけぼりになってましたけども。
現在のプログラミング教育は間違っている
まず最初になぜUEIがプログラミング教育を行うのか、という話を社長自らプレゼンしてくださいました。
プログラミングの義務教育化が進められている現状、各地でプログラム教室が盛んにおこなわれているとのことですが、そこで教えている内容があまりにも「役に立たない」ものだということです。例えば、子供向けの人気教材として「Scratch」というのがありますが、これを学んだとしてもその後の発展がまるでなく、プログラムを組めるようにもならないそうです。また、子供にBASICを教えるのも、大人のノスタルジー以外の何物でもないと断じています。
この辺の話はほぼ同じ内容がWirelessWireに清水社長が書いた記事としてありました。
プログラミング教育の落とし穴 – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
プログラミングは誰でも天才レベルになれる
話の中で、プログラミングのレベルは誰でも天才レベルに達することが出来るという話もありました。ただし、20年継続した場合です。この20年で達する天才レベルは現在だと年収3,000万クラスだそうです。本当の天才を除いてこのクラスになるのに20年かかるので、速く始めるに越したことはありません。
例えば中学生(12歳)から始めたとしても天才クラスに到達するには32歳。普通はすでに就職してなんらかの仕事に就いてしまっているので、本当にプログラミングが続けられるか、学習が続けられるかは微妙です。これが小学生(例えば8歳の小学2年生)なら28歳で天才レベル。就職時にもある程度のレベルに達しているので選択肢は広がるはず。
そんな理由から、プログラミングの教育は出来るだけ早く始めたほうがいいのだそうです。
秋葉原プログラミング教室
無料体験はプリントから
プログラミング教室の無料体験のほうは、まずはプリントの問題を解いていきます。
18枚ほどのプリント問題ですが、実はそのままMOONBlockを使ったゲームの製作手順になっており、MOONBlockのサイトで同じゲームを作成可能です。
実際に作ったのがこちら。ブラウザからアクセスして、下部にある「Run」を押すと遊べます。マウスでタップした位置に動くクマを操って、リンゴを10個採るゲームです。
MOONBlockからはじめてJavascriptへ
実際の教室では、MOONBlockからはじめてキーボードの打ち方、そしてJavascriptへとステップアップしていくようです。MOONBlock自体、Javascriptの塊みたいなものなので、とっかかりとしてはいいのでしょう。
娘さんはやりたそうだったけど
最終的に通うかどうかですが、長男さんは興味なし、娘さんは通いたいということでした。ただ、時間が火、木、金いずれかの16時~20時のうち90分ということなので、時間的に厳しいかなぁ。1人で秋葉原まで通わないといけないし。土日にやってくれるとうれしいのだけども。