VISAが非接触決済機能を持ったNFCリング、NFC-Enabled Paymanet Ringを発表しました。
リオオリンピックに出場する45人のアスリート(もちろんVISAがスポンサーになっている)に配布され、オリンピック会場で実際に利用することができるということです。
NFCリングを使った決済サービス 基本はpayWaveと同等?
リングの中にはセキュアなマイクロチップが内蔵されており、16桁のカード番号なども含まれ、別途スマートフォンを利用することなく、このリング単体で支払いが完結するということです。
そのほかNFCアンテナなども含みますが、本体には電池などのバッテリーは必要なく、50mの防水にも対応しているとのことです。
オリンピックではVISAが公式に利用できる唯一のカードということで、対応するPOS端末も4,000台を準備するそうです。
決済端末の画面を見る限り、端末自体はVISAのNFC決済サービス「payWave」と同じもののようですね。
壮大な実証実験という感じですが、これがうまくいけば広く市販化されたるするのでしょうかね?
日本でもじわじわ進むNFC決済サービス
Apple Payが2016年秋にも日本に上陸するのではないかと言われていますが、日本国内でもVISAの「payWave」、MasterCardの「PayPass(現在は「MasterCardコンタクトレス」という名称になっています)」などNFC決済が利用可能な店舗が少しずつですが増えてきています。
これらの店舗では、正式対応をうたってはいないものの、現時点でもApple Payが利用できるということです。
肝心のApple Pay自体が日本国内(のカード)では登録できないのですけどね。
この国内でのApple Payの利用についてはAsciiが定期的にレポートしています。
(via Android Community)
(source VISA)