VISAがリオ五輪の会場で利用できるNFCリングをスポンサー契約している選手に配布したというニュースがありましたが、そのNFCリングが市販されることになったようです。

VISAがリオオリンピックで決済機能を持ったNFCリングを一部の選手に配布
VISAがリオオリンピックの会場で決済機能を持つNFCリングをスポンサーをしている45人の選手に配布すると発表しました。
リング単体で決済可能
このNFCリング、NFCリング自体に必要な情報を内包しており、別途スマートフォンを利用することなくリング単体で決済が可能となります。
もちろん対応した読み取り端末が必要ではありますが、VISAのpayWaveに対応した端末なら使えるっぽいです。
NFC RingでPre-Order受付中
そしてこのNFCリングですが、2013年にKickstarterでキャンペーンを行っていた「NFC Ring」が使われています。

NFC Ringがいよいよ出荷開始 公式サイトでは間もなくPre-Orderも受け付け開始
Kickstarterで資金を募集し、昨年8月に出荷される予定だったNFC Ringがいよいよ出荷されるようです。最近はRingなど指輪型のデバイスが増えていますが、NFC Ringは非常にシンプルで基本的にはNFCタグを指輪にしてしまった...
Pre-OrderもNFC Ringのサイトで受け付けています。
日本への発送にも対応しており、価格は送料込みで£49.69(約6,500円)で、12月に出荷予定です。
日本では決済用としては使えないかもしれませんが、端末のロック解除だったり、URLやメールアドレスの交換だったりには使えるはずです。
話のネタとしても面白いかもしれませんね。