先日、ワシントンポストの記者向けにデモを行っていた人工知能プラットフォームのVivが、ニューヨークで開催されたTechCrunch Disruptのステージでそのデモを披露しました。
Vivを開発したのはiOSに搭載されているSiriを開発していたSiri社の共同創業者Dag Kittlaus氏。
Vivと他のパーソナルアシスタントを外側から比べるのはなかなか難しいのですが、「ゴールデンゲートブリッジ付近で、明後日の午後5時以降、華氏70度(21℃)以上になるだろうか?」という複雑な質問にもよどみなく答えられたということです。
Vivは質問に応じて適切な回答を行うためにプログラムを自動生成するそうです。具体的にどういうことなのか理解できていないのですが、固定されたプログラムに基づいて固定された反応を返すのではなく、質問を理解して適切な反応を返せるように自らプログラムを生成するとのこと。やっぱりわからないですね。
また、Siriは質問ごとに完結してしまうため、さっきした質問を補足するような質問について適切に回答することができませんが、Vivは質問の内容を覚えており、このような「質問の積み重ね」にも対応しているとのことです。
結局、何かがすごいらしいということはわかりましたが、何がどう凄いのかは一般人にはピンとこないですね。私だけ? プログラムを自動生成というと、いずれ自分よりもほんのちょっとだけ優れたAIを生成ししてそれがさらに自分より優れたものを……という感じにあっという間に人間を追い越して、スカイネットが誕生するんじゃないかという気もしてしまいます。
Vivのリリース時期は不明ですが、今年後半には利用できるようになるみたいです。それまでの間に人工知能系の本でも読んでおさらいしておこうかな。
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(source Techcrunch)