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自分でプログラムできるスマートウォッチ「watch X」が出資募集中。Arduino/Scratch互換でカスタマイズ可能

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E-Inkを使用し、一躍大人気ガジェットとなったスマートウォッチPebble。その人気の理由はE-Inkを使った長寿命バッテリーというだけではなく、SDKが公開され、ユーザーコミュニティによるアプリケーションの開発が活発に行われていたことにも起因します。

そんなPebbleはFitbitに買収され、Pebbleライクにカスタマイズが可能な新スマートウォッチIonicも発表されましたが、それらとは全く別のベクトルのカスタマイズ可能なスマートウォッチ、「watch X」がindiegogoに登場しました。

watch XはArduino/Scratchと互換があり、PCと接続してプログラムが可能。もちろん通常の時計としても利用できます。

加速度計や気圧計などを備えておりArduino/Scratchのプログラムから制御が可能。ディスプレイは128×64の1.3インチ OLEDです。

素の状態ではスマートフォンと連携して通知を受けたりはできませんが、すぐに対応するソフトも登場しそうです。

なおバッテリーは標準使用で15時間、ディスプレイをオフにしたスリープモードでは約2.8年持つとのこと。ゲーム等でフルに利用した場合は約2時間となっています。やや心許ない気もしますが、バッテリーは交換が可能とのこと。大容量のものと交換もできるとのことで、ソフトだけでなくハード的にもいろいろと遊べそうな気がします。

Arduino互換のスマートウォッチはwatch Xが初めてというわけではなく、過去にはCulBoxなどのプロジェクトもKickstarterに登場していました(残念ながら資金調達に失敗していますが)。

成功したという製品を聞かないのですが、今回のwatch Xはすでに目標額をクリアしており、それなりに期待は持てるかもしれません。

現在の最低出資額は79ドル、日本への出荷へは別途12ドルかかります。上手くいけば出荷は2018年2月の予定です。

(source Indiegogo)

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