Nokiaが開発を主導していたLinuxベースの携帯端末用OS「MeeGo」。MeeGoの開発終了が決定した際、その開発者がフィンランドのJollaに移籍し、Sailfish OSとして開発が継続されていましたが、そのSailFishがSonyのAndroid端末、Xperia X上で動作する日が間もなく来ます。
この話、今年2月のMWCで発表されていたもの。単にXperia X上で動かすカスタムROMというわけではなく、Sonyが進めるOpen Device Programをサポートし、Sonyと提携して開発が行われています。簡単に言うなら、Sony公認のカスタムROMです。
OSのリリース日は9月27日。販売価格は€49.9(約6,500円)。
ただし、長期的な開発プロジェクトであるため、リリース時にはいくつかの機能が使えないとのこと。具体的にはBluetooth、一部のセンサー(気圧計、ステップカウンター)、指紋センサー、FMラジオが味サポートです。
また、端末に焼くためにはLimux端末が必要になるようです。
肝心のSailfish OSで何ができるのかですが、正直MeeGo以降の動きをほとんど追っていないため、詳しくは知りません。しかし、少なくともAndroidアプリはサポートしているようです。
以前にMeeGo端末を利用していた際には、iOSやAndroidとは比べ物にならないと感じたほど洗練されたUIを持っていただけに、その後どうなっているのかが気になります。
なお、今回のXperia向けSaislfishはシングルSIM版のXperia Xのみサポートとのこと。ExpansysなどではDual SIMのXperia Xが販売中ですが、これではダメみたいです。
Cloveではすでにディスコンでしたが、さて、どこかに転がっていないものか・・・。
(source Jolla)