ASUSがロシアでZenFone 4 Maxを発表しました。ZenFone 4シリーズとしては初の端末となります。
Maxシリーズらしく5000mAhの大容量バッテリを搭載するミドルクラス端末ですが、背面カメラがデュアルになるなどの変更点もあります。
ZenFoneのデュアルカメラというと、先日日本でも発表されたZenFone Zoom Sがありますが、Zoom Sが標準+望遠レンズだったのに対してZenFone 4 Maxは標準+広角レンズ(120度)の組み合わせになっています。つまりHUAWEIのような2つのレンズで画質向上を狙ったものではなく、どちらのレンズを使うかを切り替えるタイプです。
その他、主な仕様をZenFone 3 Max(国内版)と比較してみました。
仕様 | ZenFone 4 Max | ZenFone 3 Max |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1280×720 |
SoC | Snapdrago 430 | Mediatek MT6737M |
RAM | 3GB | 2GB |
ストレージ | 16/32GB | 16GB |
メインカメラ | 13MP F/2.0 焦点26mm 80度 | 13MP |
広角カメラ | 120度 焦点12mm | – |
フロントカメラ | 8MP F/2.2 焦点24mm 85度 | 5MP |
バッテリ | 5,000mAh | 4,100mAh |
WiFi | 802.11 b/g/n | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.1 | 4.0 |
DSDS | 4G+3G対応 | 非対応 |
サイズ | 154×76.9×8.9mm | 149.5×73.7×8.55mm |
重さ | 181g | 160g |
ZenFone 3 Maxから一回り大きく重くなっていますが、その代わりに全体的にスペックアップが図られています。ただ、USBが相変わらずmicroUSB(micro-B)なのは残念です。
ちなみにDSDSなSIMスロットですが、microSDも独立しておりSIM2枚とmicroSDを同時に利用できるようになっています。これは地味にうれしいポイントです。
発売日等の情報は不明ですが、ロシアでの価格は16GBモデルが13,900ルーブル(約2万6000円)となっています。
しかし、ミドルクラスのZenFone 4 Maxがデュアルカメラということは、今年のZenFone 4シリーズはみんなデュアルカメラになるのでしょうかね?