他社が18:9の縦長ディスプレイに移行する中、最新フラッグシップのZenFone 4もまだ16:9のままとなっているAUSUですが、ロシアで18:9ディスプレイのスマートフォンZenfone Max Plus(M1)を発表しました。
ZenFone Max Plus(M1)は5.7インチ 18:9(2160×1080)のスマートフォン。ASUSは11月初めに中国でPegasus 4Sという18:9のスマートフォンを発表していますが、これの型名違い。晴れてZenFoneを名乗ることにしたようです。といっても、Pegasus 4SのサイトをみるとURLはMax Plus(M1)にはなっているのですが。HUAWEIのnova 2iがMate 10 liteを名乗っているのと同じようなものですね。
仕様としては、5.7インチ 2160×1080、SoCはMediaTek MT6750T。RAMとストレージは 2GB+16GBと3GB+32GBの2モデル。Pegasus 4Sは4GB+32GB、4GB+64GBの2モデルなのでこの辺が若干違います。
Dual SIMですが、SIMとmicroSDは兼用せず独立した仕様。
背面カメラはデュアル仕様で16MPの標準レンズと8MPの広角レンズの組み合わせ。フロントは8MPとなります。
バッテリは4130mAh、筐体サイズは152.6 x 73 x 8.8mmで重さ160g。
対応ネットワークはバージョンA~Dの4種類ありますが、バージョンBとされるものは日本で出てもおかしくない感じです。
- FDD-LTE(B1,3,5,7,8,18,19,26,28)
- TDD-LTE(B38,41)
仕様としてはミドルクラスの端末で、日本で出るとしたら3万円前後くらいでしょうか。
HUAWEIやWikoなど、他社がミドルクラスの18:9ディスプレイモデルを導入してきたことを考えると、その対抗端末として出してきてもおかしくはなさそうです。
なお、ロシアでの価格や発売日は不明。