自宅で過ごす時間が長くなってくると、せめて食事くらいはおいしいものを考える人も多いのではないかと思います。とはいえ、料理に手間暇を掛けたくないのも事実。そんなときに便利なのが、材料を仕込んで放っておけば出来上がる低温調理器「NiseWave」がMakuakeで先行予約受付中です。
そのNise Waveを提供頂いたので、動作や使い勝手を紹介したいと思います。
低温調理器自体は、すでにピンからキリまで数多く世に出ており、今更感がなくもないのですが、NiseWaveはスマートフォンと連携できるのが大きなポイントです。
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もの自体は、一般的な低温調理器とほぼ同等。上部にディスプレイがあり、現在温度や設定温度、運転時間が表示されます。
また、画面上部のアイコンはタッチ可能になっており、タッチ後に、本体上面にあるボタンで設定を変更できます。
これだけであれば、本当にごく普通の低温調理器なのですが、NiseWaveはスマートフォン連携が可能。しかもBluetoothではなく、WiFiで接続します。
これにより、外出先からNiseWaveの操作をしたりすることも可能で、公式サイトによると、2020年中にAlexa連携も可能になるようです。また、専用アプリないでレシピを検索し、そのレシピの設定温度と時間をNiseWaveに転送することもできます。
なお、このアプリは現在英語のみですが、Makuake版のリリースまでには日本語対応するとのこと。正直、レシピを見てもピンとこないので、日本のレシピが充実するのを期待したいところです。
ということで、この手のアイテムは実際に使ってみないことにはわからないので、とりあえず鶏ハムを作ってみました。設定は61℃で3時間でやってみました。
セットするにはそこそこ大きな鍋なり容器なりが必要。MakuakeでMakuake【カニバル特典】付きのリターンを選ぶと、専用の透明コンテナがもらえるようです
これにこだわる必要はありませんが、こういった容器が1つあると便利だと感じました。今回は鍋で代用。
本体のボタン、あるいはアプリからStartさせると、設定温度まで温度があがった段階で一度アラームが鳴り、タイマーがスタートします。
食材は、設定温度になってから入れた方がいいと思いますが、今回は初めから入れておきました。面倒なので……。
そして時間になったら、再度アラームがなります。
とりあえず、何の問題もなく使えるNiseWaveですが、気になる点もありました。
1つめがプラグの形状。アース付きの3ピン仕様になっています。最大1200Wという出力を考えると仕方がない部分もありますが、主な利用場所であるキッチンに3ピンのコンセントがあるかというと難しい気も。冷蔵庫とか電子レンジを使うので、あるところにはあるのでしょうけど……。せめて、変換プラグは付属していて欲しかったところです。
そして、一番気になったのは、設定時間終了後の挙動。時間が来るとちゃんとアラームが鳴って教えてくれるのですが、なぜかそこで動作は終了せず、設定温度を保ち続けます。
スマートフォンからも止められますし、大きな問題ではないのかもしれませんが、やっぱり時間になったら止まるのが普通な気がします。
スマートフォンと本体からの手動設定でどちらも止まらなかったのですが、ひょっとすると、アプリのレシピから連携させると止まるのかもしれません(そんなことはない気がしますけども)。
ともあれ、WiFi接続し、スマートフォンからも操作できるのは便利です。今後のアップデートで機能が増える可能性もありますし。
価格的にはすごく安いというわけでもありませんが、スマートフォン連携できる利便性や将来性を見越して購入するのもアリではないかと思います。
そんなNise WaveのMakuakeプロジェクトは、5月29日までとなっています。
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