これまでNokiaで最高のカメラ性能を誇っていたのはN8だったようですが、どうやら世代交代となるようです。MWCにあわせて行われた発表会で、Nokia 808 PureViewを発表しました。
OSはSymbian Bell(最後のハイエンド機になるのかな?)で、スペックは1.3GHz single core、512MBのRAMに16GBのストレージとクアッドコア、デュアルコアの文字が踊るハイエンドAndroid機と比べるといささか寂しく感じます。が、そんなことは物ともしない1点豪華主義的な要素がこの端末にはあります。カメラレンズはNokiaではおなじみのCarl Zeiss。そして画素数は驚きの41MP、4100万画素です。何かの間違いじゃないかとも思える数値ですが間違いではありません。4100万画素となると中級〜上級デジタル一眼と遜色ないスペックです(画素数だけけ比べても意味はないけど)が、携帯カメラもここまでくるかぁ……。といっても、常時こんなサイズで撮影していたらストレージが持ちません。実際には5MP~8MPあたりでの撮影を想定しているようです。もともとが高画素なのでズームなどをおこなっても画質の劣化が発生しない(巨大な画像の一部を切り出すイメージ)という特徴があるようです。
豪華なカメラ仕様のため、デザイン的に残念な感じになっている気がしますが、巨大な背面カメラに慣れたに日本人なら許容できるかも?価格は450ユーロとのこと。通話もできるデジカメとして購入するのもありかもしれません。