NokiaのAndroid端末Nokia XはAndroidではありますが、GmailやGoogle PlayなどGoogleのサービスには対応していません。しかし、比較的簡単な方法でこれらのサービスを使用できるようにすることができます。
手順はXDAで公開されている通りで迷うことはないと思いますが、一応かみ砕いた内容で書いておきます。
Framarootのインストール
まず、root化するためにXDAで公開されているFramaroot.apkをインストールします。
インストール後、起動すると左の画面になります。今画面で、下側にある「Gandalf」を選ぶと右側の画面になります。この後、再起動をすれば端末のroot化が完了です。なお、「Aragorn」を選んでも失敗するだけで特に悪い影響はないようです。
Gappsのインストール
次にNokiaX_Gapps_KashaMalaga_28.02.2014.zipをダウンロードし、展開した中身を”/system/app”にパーミッション644(rw-r–r–)でコピーします。
この作業にはRoot Explorerなどsystemフォルダを書き込み許可で再マウントしたりパーミッションの変更ができるファイラーが必要になります。
インストール後に再起動すれば作業は完了。Google Playにアクセスできるようになります。
Google Nowランチャーもインストール
NokiaX_SomeGoogleApps.zipをダウンロードし、中にあるcom.google.android.googlequicksearch-1.apk、com.google.android.launcher-1.apkをインストールします。
その後、「Setting > App」でLauncherの標準設定を外した後、「<」ボタン長押しでホームに戻ろうとすると上図の選択画面になります。
Google Now Launcherではホーム画面で左からスワイプするとGoogle Nowが表示されます。また、ロック画面でGoogle Nowがらみの通知も表示されるようになります。
ドロワーはこんな感じ。
デフォルトのランチャーが使いやすい
上記のように簡単な手順でGoogle PlayやGoogle Nowランチャーが使えるようになりますが、Google Play対応はともかくとしてランチャーはNokia X標準のもののほうがさくさくと動くし使いやすい気がしています。とくにFastlaneは便利ですね。これだけ通常のAndroidに移植して欲しいぐらい。
デフォルトのランチャーも最初みたときはひどいUIだと思ったけど、低スペック、低解像度な端末の使い勝手というのを考えた上でのデザインだったのですね。使ってみると意外と使いやすく感心してしまいます。