好調なAmazonのKindle Fireの最大のライバルであるBarns&nobleのNook Tabletに価格を下げた8GB版が登場しました。価格は$199。これまでの16GBは$249で継続販売されます。また、Kindle Tablet 8GBが$199になったことを受け、Nook Colorが$199から$169に値下げされました。
ちなみにKindleとNookのライバル関係というか発売タイミングは、「Kindle → Nook → Nook Color → Kindle Fire → Nook Tablet」という感じになっています。
気になるスペックを比較してみると下記のようになります。
Kindle Fire | Nook Tablet(8GB) | Nook Tablet(16GB) | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 7インチ Vibrant Color IPS | 7インチ VividView IPS color touchpanel | |
解像度 | 1024 x 600(169ppi) | ||
CPU | 1GHz dual-core OMAP4 processor | 1GHz dual-core OMAP4 processor | |
RAM | 512MB | 512MB | 1GB |
Storage | 8GB | 8GB | 16GB |
Dimensions | 190.5 x 119.38 x 11.43 | 205.74x127x12.19 | |
Weight | 413.9g | 399.7g | |
Battery | 読書:8時間 動画再生:7.5時間 | 読書:11.5時間 動画再生9時間 | |
価格 | $199 | $199 | $249 |
ほとんどスペック差、価格差がないのであとは単純にプラトフォームとしての強みという話になりますが、KindleにはハードウェアとしてのKindle以外にマルチプラットフォームで動作するKindleアプリがあり、購入した書籍をいろいろなデバイスで読むことができるという強みがあります。その気になればAndroid版のKindleアプリをNook上で動作させることも可能です。
といっても、自炊したPDFを見るのであればそんな強みはまったく関係ないですけど。Kindleの日本発売の話は気になりますが、とりあえずは好きなほうを買って構わないんじゃないですかね。
(via Barns&noble)