我が家も築10年を超えて、建物自体はまだまだ大丈夫そうですが、内装にはあちこちに少しずつガタが来ていたりします。
最近特に気になっていたのが浴室の鏡。
表面が汚れているだけならなんとでもするのですが、鏡に現れた暗い斑点、どうやらカビなどではなく鏡の内側が錆びてしまっているようです。
浴室鏡を自分で交換
錆びてしまうときれいにする方法はなく、鏡を交換するしかありません。
家を建てた施工会社にお願いして新しくしてもらうというのも手ではありますが、そこそこ費用がかかります。
なので、自分で交換してみました。
大抵の浴室の鏡は、上下に金具(上2点、下2点の4点止めか、上1本、下1本の長いレールタイプ)があるタイプだと思いますが、このタイプなら交換は簡単に行えます。
他のタイプ(はめ込み式とか)だとちょっとわからないので、業者に依頼したほうがいいかも。
既存の鏡と同じ寸法のものをオーダー
まずは交換する鏡を手配しないといけません。
規格品であればAmazonなどでも購入ができるのですが、うちの鏡と同じ寸法のものがなかったので、オーダーメイドしてみました。
利用したのは、「コーワ鏡販売センター」というところ。
鏡の寸法と角の処理、防錆加工や曇り止めシートの有無などを選択するとすぐに金額がわかります。
今回は905x355mm、厚さ5mm、角磨き仕上げ、防湿防錆、防曇フィルムで、税込 13,392円でした。
鏡は、注文後、10日ほどで届きました(納期は注文時にわかります)。
浴室鏡の交換作業
準備するものですが、下記のものが必要です。
- 交換する鏡
- PPテープ(荷造り用のプラスチックのテープ。鏡の梱包に使われているので、それを利用)
- スクレイパー(金具を押し上げたり、鏡を外した時の壁を綺麗にするのに利用)
- 新しい両面テープ(コーワ鏡販売センターで購入可能)
- コーキング用のシリコン(金具がレールタイプの場合は必要)
用意がができたら、早速鏡の交換です。
うちの鏡は上下がレールタイプのものですが、このタイプは上側がシリコンでコーキングされているので、これをカッターで切りとります。
その後、上側のレールをスクレイパーや、なければマイナスドライバーなどで少しずつ上にずらします。
完全にずらし終えました。
この状態でも、鏡は裏面を両面テープやシリコンボンドで固定されているのでビクともしません
鏡の背面にPPテープを差し込み、左右にずらしながら少しずつ下に移動し、背面の両面テープやボンドを引きちぎります。
一番下まで行くと鏡が外れる(倒れる)のである程度まで行ったら支えながら作業してください。
鏡が外れました。
うちの鏡はシリコンボンドは使わず、両面テープのみで止まっていました。
外した鏡の裏面はこんな感じ。
壁に残ったテープはシールはがしなども使いつつ、綺麗にはがします。
はがしますが、最終的にはまた鏡の裏に隠れてしまうので、新しく貼る両面テープに影響がなければ、そこまで綺麗にしなくても大丈夫です。
綺麗にはがしたら、新しい両面テープをセットします。
サイズによってはシリコンボンドを併用したほうがいいみたいですが、今回は両面テープのみにしました。
新しい鏡をセットし、上側の金具をスライドさせます。
4点止めの金具の場合は、これで作業終了です。
レールタイプの場合は、元のようにシリコンでコーキングします。
マスキングテープやへらがセットになったものが市販されているのでそれを利用します。
私はバスボンドQというのを使いました。
シリコンを伸ばしたら、マスキングテープはすぐにはがします。
これで交換作業は終了です。
壁に残ったテープをはがすのが一番時間がかかるのですが、それを入れても作業時間は1時間ほどでした。
今回は既存の金具をそのまま利用しましたが、金具を交換すれば大きめの鏡も取り付けられます(小さくすると金具の跡が目立つのでやめたほうがいいと思う)。
交換に伴う費用もおおむね鏡の代金のみなので、汚れた鏡で悶々とするよりも、綺麗な鏡にして快適なバスタイムを送ったほうが幸せになれると思います。
古い鏡は粗大ごみに
交換した鏡ですが、大きさや自治体によって扱いが異なると思いますが、葛飾区では粗大ごみの範疇のようです。
持ち込みだと無料回収、収集でも200円でした。
細かく割って不燃ごみで出せなくもないと思いますが、危ないのでやめたほうが無難かな?
費用総額
今回の交換でかかった費用です。
- 鏡(コーワ鏡販売センター):13,392円
- 両面テープセット(コーワ鏡販売センター):1,296円
- コーキング用シリコン:バスボンドQ(ホームセンターで購入):300円
合計:14,988円
それなりに安くできたかな?