MVNO(格安SIM)サービスを展開するnuroモバイルは、5月8日よりau回線を使ったサービスを開始すると発表しました。これまでにドコモ、SoftBank回線でのサービスも行っており、au回線の追加で国内で4キャリア目となるトリプルキャリア対応になるとのことです。
au回線プランの価格はSoftBank回線プランとほぼ同等。なお、au回線プランの提供にあわせ、ソフトバンク回線のMプラン(データ容量:7GB)で料金が改定され、データ専用SIMは2,300円から2,100円に、音声通話付きSIMは3,000円から2,800円に値下げされます。改定料金は5月利用分より適用されるとのこと。
au回線プラン
プラン名 | Sプラン | Mプラン | Lプラン | お試しプラン | |
容量 | 2GB | 7GB | 13GB | 0.2GB | |
料金 | データ専用 | 780円 | 2,100円 | 2,980円 | 500円 |
データ+SMS | 930円 | 2,250円 | 3,130円 | 650円 | |
音声通話付き | 1,480円 | 2,800円 | 3,680円 | 1,200円 |
ドコモ回線プラン
プラン名 | Sプラン | Mプラン | Lプラン | お試しプラン | |
容量 | 2GB | 7GB | 13GB | 0.2GB | |
料金 | データ専用 | 700円 | 1,500円 | 2,700円 | 300円 |
データ+SMS | 850円 | 1,650円 | 2,850円 | 450円 | |
音声通話付き | 1,400円 | 2,200円 | 3,400円 | 1,000円 |
SoftBank回線プラン
プラン名 | Sプラン | Mプラン | Lプラン | お試しプラン | |
容量 | 2GB | 7GB | 13GB | 0.2GB | |
料金 | データ専用 | 980円 | 2,100円 | 2,980円 | 500円 |
データ+SMS | – | – | – | – | |
音声通話付き | 1,680円 | 2,800円 | 3,680円 | 1,200円 |
また、トリプルキャリア対応を記念し、各キャリアの音声通話付きS/M/Lプランの月額料金を1年間割り引くキャンペーンも実施されます。
詳細は公式サイトで確認してください。
トリプルキャリア対応は、ユーザーの選択肢を多くするため
nuroモバイルは2018年10月に、料金体系を現在のS・M・L・お試しの4プランに集約。分かりやすいと好評で、月平均の申込者数が1.6倍になったとのこと。
その申込者の8割は、SIMのみの契約とのこと。端末は自前で用意する人がおおいとのことです。
このため、au端末を利用している人が乗り換えるにはハードルが高かったようです。そこで、au回線にも対応し、利便性の向上を図るのがトリプルキャリア対応の目的とのこと。
またこの特性のため、分離プランなどの施策はむしろ歓迎したいとのことでした。