NVIDIA自身によるGeForce NOWのサービスが、日本でも4月4日に開始されます。今予約すると、PC Game Passの3か月無料コードがもらえます。
GeForce NOWは、サーバー上でゲームを動作させ、端末側にその映像と音をストリーミングすることで、本来ゲームをプレイできない低スペックなPCでも最新AAAタイトルなどをプレイできます。
ただし、若干の注意点があります。クラウドゲーミングサービスというと、例えばXbox Game Passなど、サブスクリプション料金を払えば登録されているゲームが遊び放題というサービスもあります。これに対してGeForce NOWは、それ自身ではゲームを提供していません。
GeForce NOWは、ゲームを動作させるサーバーとストリーミングの仕組みを提供するのみで、実際にプレイするゲームはユーザーがSteamなどで購入する必要があります。
また、ユーザーが所有するすべてのゲームをGeForce NOWでプレイできるわけでもなく、(ゲーム側が?)GeForce NOWをサポートする必要があります。
例えば、話題の「ドラゴンズドグマ2」はGeForce NOWでプレイできますが、「エルデンリング」は非対応。「バイオハザード7」はプレイできるものの、「バイオハザード:RE4」はできないなど、結構マチマチ。どのゲームがサポートしているかは、一覧ページで確認できます。
ちなみに、どんなものなのか体験したいという人のために、GeForce NOWでは無料プランも用意されています。とはいえ、無料プランでは接続待ちが発生する可能性があるほか、連続プレイ時間は1時間などの制限があります。
1790円/月のPriorityでは、連続プレイ時間が6時間に延びるほか、最大1080p解像度、最大60FPSでゲームをプレイ可能。さらにUltimateでは最大4K/120FPSをサポート。サーバーもRTX4080相当になります。ただ、月額3580円と高めなのがネック。また、4K/120FPSでのストリーミングには、少なくとも45Mbpsの回線が必要とのことです。