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1月初めに「死んでいない」と5GのBlackBerry発売に含みを持たせていたOnwardMobilityですが、BlackBerryの商標を利用するラインセスがキャンセルされたようです。
Android Policeが伝えるところによると、OnwardMobilityはBlackBerryのライセンスを失い、プロジェクトは進捗していないとのこと。なお、BlackBerryはモバイル関連を含む特許資産を総額6億ドルで売却すると発表しています。
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BlackBerryがモバイル関連含む特許資産の売却を発表
BlackBerryは1月31日(現地時間)、同社の非中核的な特許資産をBlackBerryの資産取得のために設立された特別目的会社であるCatapult IP Innovationsに売却すると発表しました。販売額は総額6億ドル。売却され...
あらためて1月のOnwardMobilityの投稿を確認すると、キーボードを搭載する5Gのエンタープライズスマートフォンを投入するとしているものの、BlackBerryという単語は使っておらず、ロゴも掲載されていませんでした。この時点で、すでにライセンスを失っていたのかもしれません。トップページにはまだBlackBerryの記載がありますが、これもひっそりと消えることになるのでしょうか。
OnwardMobilityが、BlackBerryの名前を使わずにキーボード端末を出すのか、このまま立ち消えてしまうのかはまだわかりませんが、今の時代、キーボード端末を商業的に成功させるのは難しいので、立ち消えが濃厚な気もします。
Source: Android Police