以前に参加したタッチ&トライイベントの参加特典で、ひかりTVショッピングのOPPO Reno 10x Zoomが無料になるクーポンを頂いたので、少し前に購入していました。
その後、あまり使えてはいないのですが、せっかくなのでレビューしてみます。
Reno 10x Zoomは、6.6インチ (2340×1080)のAMOLEDディスプレイを搭載。ノッチがなく、フロントカメラがポップアップ式になっているのが特徴です。
ポップアップ速度も速く、フロントカメラを利用するのに待たなければいけない……なんてことはありません。わざわざポップアップ式にしなくてもと思わなくもないですが、普段からフロントカメラを利用しない私みたいな人にとっては、ディスプレイがすっきりするのでありがたいです。
指紋センサはディスプレイ内蔵。光学式で反応は速いです。設定で認証時のアニメーションや音を追加することも可能。
背面カメラは、4800万画素の標準カメラ、1300万画素の望遠カメラ、800万画素の超広角カメラのトリプルカメラ仕様。それぞれのカメラの焦点距離は、超広角16mm、標準26mm、望遠130mmです。
機種名にもなっている10倍ズームですが、16mm~160mmをカバーします。しかし、望遠が130mmなことからわかるように、130mm~160mmはデジタルズームを使用します。 このため、光学10倍ではなく、デジタルズームを併用した「ハイブリッドズーム」となります。
デジタルズームを利用しても、この範囲なら画質の劣化がほとんどないとのこと。ただし、前のインプレッションでも書きましたが、この範囲、超広角の16mmを基準にしていることに注意しなければいけません。カメラアプリ上では、広角のほか、「1X」「2X」「6X」「10X」といった表示になりますが、これは、標準カメラの26mmが基準です。つまり、この表示を信じて10Xを選ぶと、260mmになり、160mmから逸脱します。10倍ハイブリッドズームの範囲は「6X」あたりまでです。
とはいえ、実際に10Xを使っても、画質が劣化したという印象は受けません。スナップ写真なら問題なく利用できるでしょう。ちなみに、デジタルズームなら最大で60X(1560mm)まで撮影可能です。
ベンチマーク結果
そんなReno 10x Zoomは、Snapdragon 855にRAM8GBのハイエンド端末でもあります。各種ベンチマーク結果は下記の通り。
AnTuTu「357936」、3DMark「5745」、GeekBench 4シングルが「3140」、マルチが「11168」。
Android 9ベースのColorOS6
OSはOPPO独自のColorOS 6(Android 9ベース)。他のAndroidに慣れている人ほど違和感を感じるかもしれません。
スマートサイドバーやジェスチャー操作など、便利な機能も搭載しているので、慣れれば快適に使えそうです。
他社ハイエンドに負けない高性能、ただし……
全体的な印象としては、GalaxyやXperiaなどのハイエンド端末にも負けないスペックを持っており、操作性も悪くはありません。それだけでに、Felica非搭載で防水にも非対応な点が大きく見劣りしてしまいます。
ポップアップするカメラや画面内指紋センサの使いやすさなど、光るものがあるだけでに、この部分だけが本当に残念です……。
そんなOPPO Reno 10x Zoomですが、ひかりTVショッピングでポイントやキャッシュバック、d払いの20%還元などを組わせれば実質半額程度での購入も可能です。