Ouraが、 Sleep Week 2023にあわせて「体内時計(Body Clock )」「クロノタイプ(Chronotype)」機能をリリースしました。今後数日をかけて、Oura Ring 2およびOura Ring 3のメンバーシップ加入者向けに提供されます。
Ouraにはすでに、就寝時間のガイダンス機能があります。これは過去の起床時間や睡眠スコアに基づいて、最適な睡眠時間が取れる就寝時間を伝えるというもの。
これに対して体内時計は、24時間の文字盤で最適な睡眠パターンと実際の睡眠時間を比べられるというもの。最適な睡眠パターンは、クロノタイプによって決定されます。
クロノタイプは、ようするに朝型や夜型などを表す別の言い方で、Ouraでは以下の6つのタイプに分類しています。
- 早朝(Early Morning)型:早朝に目が覚め、機敏でエネルギッシュです。あなたにとって、朝はワークアウトと知的作業の両方を行う時間です。夜のタイプが始まる頃には、すでにその日のタスクの多くに取り組んでいます。早朝型の人は1割にも満たない。
- 朝(Morning)型:朝日を浴びて起きて早く寝るのが大好き。朝は機敏でエネルギッシュな傾向があり、1 日の良いスタートを切ることができます。
- 遅朝(Late Morning)型:あなたはどちらかというと朝型ですが、極端ではありません(分類によっては中間)。あなたは午前中に最も生産的である傾向があります。あなたはほとんどの夜早く寝ることを楽しんでいますが、時折の深夜も気にしません.
- 夕方(Early Evening)型:あなたはどちらかというと夜型ですが、極端ではありません (いくつかの分類では中間)。たまに深夜を楽しむが、早く寝ることも気にしない。早朝にあまり行かなくても、社交的なスケジュールを守るのは簡単だと感じます。
- 夜(Evening)型:夜型なので、夜更かし大好き!他の人が落ち着き始めると、あなたはより目覚め、機敏になります。
- 深夜(Late Evening)型:朝は睡眠が必要です。体にも心にも良いので、罪悪感はありません。日によっては、午後まで完全に目が覚めないことがあります。深夜型の人は1割にも満たない。
クロノタイプは、過去90日間のデータから、30回の3時間以上の睡眠を行った期間を検索。この期間の活動量や体温、睡眠パターンを分析して推定されます。
自分のクロノタイプを知り、それに従って生活することでエネルギーレベル、睡眠、および全体的な健康に利益をもたらす可能性があるとのこと。
Oura のアドバイザーであり、睡眠コンサルタントのマシュー・ウォーカー博士によると、「夜型の人は、朝型に比べて体が生物学的に起床しようとする時間に平均で 2 時間の遅れがあります」「夜型は朝型に比べて、睡眠に重要な体温の低下が約2時間遅く、早く寝つきにくくなります」とのこと。
自分のクロノタイプを確認し、体内時計に合うように生活することで、睡眠その他の問題が解決しやすくなるかもしれません。
Source: Oura