韓国Pantechが同社のフラッグシップとなるVega Ironを発表しました。”ZERO BEZEL”を謳う5インチの狭枠ディスプレイを採用。ベゼル幅は本当に0ではありませんが。幅2.4mmとかなり狭くなっています。ちなみにiPhone 5のベゼル幅は約4mm。この”ZERO BEZEL”により、本体正面にディスプレイが占める割合が75.5%になっているとのこと。イマイチ凄さがわかりませんが、Xperia Zが75%、Xperia ZLが75.8%だそうです。
なおディスプレイにはin-cellディスプレイを採用。従来のLCDと較べて、視認性、視野角、色の再現度などが大幅に向上しているとのこと。従来のディスプレイでは液晶モジュールの上に静電容量のタッチパネルを重ねていますが、in-cellでは液晶モジュール内に静電容量タッチパネルが埋め込まれており、ディスプレイを薄くすることができるのが特徴です。
主なスペックは下記。
- OS:Android 4.1.2
- ディスプレイ:5インチ
- 解像度:1280 x 720
- プロセッサ:Snapdragon 600 1.7GHz クアッドコア
- RAM:2GB
- ストレージ:32GB + microSD(最大2TB)
- カメラ:13MP/2MP
- サイズ:136.3 × 67.6 × 8.8mm
- 重さ:154g(ホワイトモデル),153g(ブラックモデル)
デザインもいいし、かなり気になりますが5インチなのにフルHDではないというのが残念。in-cellディスプレイではまだフルHDの入手が難しかったということでしょうか。
それにしても、ブラックとホワイトで重さが違うのはなんでだろう?