Googleが新しい廉価版スマートフォン、Pixel 5a(5G)を発表しました。価格は5万1700円で8月26日発売です。同時に、発表済みだったPixel Buds A-Seriesも1万1900円で8月26日発売となります。
少し前からレビュー用にお借りしていたのですが、率直な感想としては、画面が大きくなったPixel 4a(5G)です。SoCはSnapdragon 765 5GでRAM6GB、ストレージ128GBに変化はなく、あえて買い替える必要は感じません。ただ、廉価版のaシリーズとしては初めて、IP67の防水防塵対応となっているので、そこに魅力を感じるならPixel 4a(5G)からの買い替えもありでしょうか。
Pixel 4a(5G)(とPixel 5)と何が変わったのかについて、エンガジェットにレビュー記事を書いたのでそちらでぜひ。
ざっくりとPixel 4a(5G)との違いに触れておくと、下記のような感じです。
- 画面が6.34インチと大きくなり、解像度もアップ(2400 x 1080)
- スペクトル センサー、フリッカー センサー非搭載(カメラ部下側にあったセンサー)
- 防水防塵対応(IP67)
- 筐体がプレミアム金属製ユニボディに。ただし、触った感じはPixel 4a(5G)と大差ありません
- バッテリーが増量(3885mAhから4680Ahに)
ちなみに、公式サイトの仕様では、厚みが7.6mmとPixel 5よりも薄くなっていますが、これは誤り(のはず)。手元の端末を実測してみると8.9mmあります。Pixel 4a(5G)(8.2mm)と比べてみても、あきらかに厚みがあります。
あと、今回もアクセサリとして専用ケースが発売されますが、これまでのファブリック調だったものから、環境に配慮したというリサイクルプラスチック素材(ポリカーボネート、熱可塑性エラストマー)に変更となりました。
昨今の情勢を鑑み、清拭性なども考えると今回の方がいいのでしょうが、オリジナリティがなくなってしまい、ちょっと残念です。ちなみにケースは3630円。