Plastic Logicが、同社のフレキシブルなE-Inkディスプレイを使用したSmartWatchのコンセプトモデルを発表しました。
腕に沿って湾曲しているE-Inkディスプレイは厚さ0.9mmとかなり薄いです。残念ながら完全なカラーのE-Inkではなく、通常のE-Inkの上にカラーフィルターを載せているだけなので、例えばフルカラーで写真を表示させたりすることはできません。ただカラーフィルターがない部分(このコンセプトモデルだと中央部分)には通常のE-Ink同様、好きなように表示が可能となっています。
このコンセプトモデル、ただのモックかと思っていたのですがちゃんと動作しているようですね。ただタッチパネルはまだ実装されていないため、操作自体はできないようです。
裏側はこんな状態。実際に製品化するにはこれらの基盤やNFC、Bluetoothなどのモジュール、そしてバッテリを収納する必要があるので、もっと厚みが必要になると思いますが、消費電力を考えるとSmartWatchの主流は有機ELやTFTではなくE-Inkになるんじゃないでしょうかね。
(via pocket-link)
(動画はPlastic LogicのFacebookページより)