自宅にある外付けHDDやPCをクラウドストレージとして使用できるようにしてしまうPogoplugですが、年間1980円のPogoplug Familyを契約すると7980円相当のPogoplug Mobileがタダでもらえるというキャンペーンを実施しています。新規ユーザだけでなく、これまでもPogoplugを使っていた既存ユーザでもFamilyを契約すればOKなようです。台数限定ということなので、気になる人は急いだほうがいいかもしれません。
このFamilyというものが公式サイトを見てもまったく内容が理解できなかったのですが、ヘルプを見たり実際にいろいろと試してみてやっとわかってきました。同様に悩まれている人もいるかもしれないので、わかった内容を簡単に書いておきます。
まず、Pogoplugでは1つのPogoplugデバイスに紐付けられるのは1つのアカウントに限られています。このアカウントを主アカウントとします。Pogoplug Family契約するのは(1980円必要なのは)この主アカウントです。
Family契約したあとにWEBのpogoplugにアクセスすると、フォルダの横に「ユーザの追加」というリンクができています。このリンクをクリックするとメールアドレスを入力する窓が開くので招待したい人のアドレスを入力します(例えば奥さんと子供のアドレスです)。このときに「詳細」というリンクを押すともう少し細かい設定が出来る画面が開きます。
中程に「アクセス」という項目がありますが、デフォルトでは「エディタ」です。これはフルアクセスという意味です。他の選択肢としては「ユーザー」というのも選べますが「ユーザー」では閲覧とダウンロードのみ可能です。
ユーザーを追加すると上図のように追加した人数が表示されます。
招待を受けた側には、このようなメールが届きます。
招待された人がWEBにアクセスするとこのような表示になります。「チームフォルダ」という名称をみてわかるようにPogoplug FamailyはPogoplug Teamの機能限定廉価版という位置づけのようです。なお、Pogoplug Familyでは招待出来るユーザーは5名までです。
WEBの説明を見てみると「プライベートアカウントを作成して〜」とか「プライベートフォルダをご提供〜」とか書かれているのが混乱の原因のような気がしないでもないのですが、作成されるアカウントはローカルなものではなくPogoplugに登録される通常のアカウントです。また、プライベートフォルダといってもアクセス権が与えられているフォルダというだけのなので、主カウントからはフルアクセスが可能です。
たぶん使い方としては、Pogoplugデバイスに接続されたHDD上に
/(ルート)
├ – 共有(自分、奥さん、子供にアクセス権)
├ – 自分
├ – 奥さん(奥さんにアクセス件)
├ – 子供(子供にアクセス件)
という感じに設定しておくのがいいのでしょうね。自分(主アカウント)が全部をみれちゃうのは仕方がないとして。
そんなわけでFamilyの謎が解けたので早速申し込んでみました(実際には申し込みをした後に調べたのですけどね)。うちのPogoplug、V2というピンク色をした古いタイプで日本での発売が始まる前に米国から輸入したものなのですが、最近熱暴走っぽい挙動を示すことがあったので買い替えを検討していたところでした。Familyの機能を使いこなすかどうかはわかりませんが、1980円でPogoplug Mobileが手に入ると思えばかなりお得です。
ところで、米国では昨年末にUSB3.0やSATA接続が可能なPogoplug Series4が登場しているのですが、日本ではでないのですかね?ひょっとして今回のMobile無料配布はSeries4に向けての在庫処分だったりして……。
(source Pogoplug)