emobileから、通話もできるPocketWiFi 「Pocket WiFi S(S31HW)」が発表になりました。
イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区、代表者:代表取締役社長 エリック・ガン、以下 イー・モバイル)は、Pocket WiFiシリーズ第2弾「Pocket WiFi S(S31HW)」を2011年1月中旬より発売します。
「Pocket WiFi S」は、音声通話機能とAndroid™ 2.2を搭載したWi-Fiルーターです。Android™ 2.2搭載端末としては国内最安※1となる端末価格19,800円(税込)での提供と、国内最軽量※2の重さ約105gサイズを実現しました。
Pocket WiFiということになっていますが、実体はスマートフォンです。以前から一部界隈で「emobileでも使える」と話題になっていたHuawei U8150-B IDEOSがオリジナルですが、通信速度がIDEOSはHSDPA 下り7.2Mbps 上り384kbps、S31HWはHSPA 下り7.2Mbps 上り5.8Mbpsという違いはあります。また、プレスリリースには出ていませんが、国内でもSIMフリー(emobileは以前から海外ではSIMフリーでしたが、国内キャリアのSIM(softbank、docomo)は使えないようにしていました)という話です。なので、emobile圏内ではemobileのSIM、圏外ではbmobile U300などのSIMを使うことができるかも知れません。
それにしても、最近のAndroidの勢いは凄いですね。世界的なシェアでは既にiPhoneを追い越していますし、GALAPAGOSなどの非携帯電話分野へも進出していることを考えると、組み込みOSの標準になりつつある感があります。Appleの巻き返しがあるのか、MicrosoftのWP7が息を吹き返すのか、来年は面白くなりそうです。