月は微妙に楕円軌道を描いて地球の周りを回っています。もっとも遠いapogee(遠地点)では、地球からおよそ405,000km。そしてもっとも地球に近づくperigee(近地点)ではおよそ362,000km。近地点では、遠地点と比べると月が14%大きく、30%明るく見えるのだとか。
そんな近地点が3月20日AM4:09にやってきました。今回は距離が356,574km。しかも満月とほぼ同時(近地点から1時間に満月)という18年に一度あるかどうかの最高のコンディションなんだとか。
そんなわけで写真を撮ってみました。残念ながら近日点ではなく、昨夜21:00頃のものです。今回は三脚を使用。まぁまぁ撮れているのではないかと。天体望遠鏡を使えばもっと綺麗に写せるのですが、やっぱりセッティングが面倒なので・・・。
そして、今回初めて知ったのですが、月は太陽系の衛星の中では5番目の大きさなのだとか。
衛星としては太陽系で5番目に大きく、太陽系の衛星の中でも巨大衛星として扱われている。従来、地球に対する月は、衛星としては不釣合いに大きく、二重惑星と見なす意見もあった。月の直径は地球の4分の1強であり、質量でも81分の1に及ぶためである。後者を見れば小さいように思えるが、地球-月の体系に次ぐものは海王星に対するトリトンの800分の1であり、他の惑星の衛星の場合ははるかに小さいことから、地球-月系の特異さがわかる。
不釣合いに大きい衛星というのが、いろいろな想像を書き立てますね。生きている間に行ってみたいなぁ。