本日から10.5インチ版が発売されるブギーボードですが、本家のImprov Electronicsでは、8.5インチ版のアクセサリが発表されています。
またメーカーの米 Improv Electronics では、10.5型に加えてリングバインダーに綴じられる8.5型 Boogie Board for Binder (右上) 、従来モデルの8.5型を壁に取り付けて簡単に取り外せるホルダ Boogie Board Message Center (左下)、さらにオリジナルのアクリルケースに入ったBrookstone 専売 8.5型モデル (右下) の計4製品を販売します。なお、書いた画像を保存できる ” Save ” モデルは今年の秋に登場する予定。
Boogie Board for Binderは2、3、4穴のバインダに綴じられるようになったもの。学生さんの使用を想定しているようです。価格は$44.95。
Boogie Board Message Centerは従来の8.5インチ版を挿し込んで使うアタッチメントです。「Attach to almost any flat surface」ということなので、裏面は吸盤にでもなっているのでしょうか?価格は$19.95(ブギーボード本体は含みません)。
最後にカスタムデザインの8.5インチ版。brookstoneの専売モデルで、機能的には通常版となんら変わりはありませんが、デザインはもちろん、ペンホルダーを内蔵したりといった細かな違いがあります。
ついでに Improv Electronicsのサイトで、「Accessible Design Awardを受賞した」というニュースが載っていました。何かと思ったら、「第2回だれもが使えるウェブコンクール アクセシブルデザイン賞」を受賞したとのこと。この賞、総務省、経済産業省が後援の日本のNPO団体の賞のようです。
受賞理由は
・障害者との筆談のための道具ではないが、その用途で使用しているケースが多々見られ、また低価格で長持ちである。 こうした特長はアクセシブルデザイン賞として適切と考えられる。様々な製品が高機能化,多機能化するなか思い切った機能削減を しながらも、電子ペーパーという最新技術を取り込んだ製品である。
・専用のペン(商品についてきます、また、爪などで圧を加えても書けます)で簡単に書けて、何回でも消せる(サイトによると約50,000回) ノートである。ちなみに電池交換はできませんが、電池がなくなったものを見た事がない。
・iPadと違い感圧式なので筆記に使う道具を選ばない。
などなど。医療や福祉施設での利用が結構進んでいるみたいですね。