10日に発売になった10.5インチ版のブギーボード BB-2を購入しました。定価は6,980円とちょっと高めですが、ネットでは5,000円以下で購入できるところもあります。
従来版との比較。8.5インチ→10.5インチへのサイズアップですが、筆記面積は2倍弱ぐらいになっています。サイズが大きいため、常に落ち歩いて使ったり、買い物メモとしては使いにくいかも。
10.5インチ版で採用された消去防止スイッチです。これをONにしておくと、前面の消去ボタンを押しても消えません。もちろんこの状態も筆記は可能です。これはぜひ8.5インチ版にも追加して欲しいです。買うものをメモして持っていったらうっかり消去ボタンを押してしまって呆然…という事故が防げます(実は経験あり)。ただ、このスイッチ、半田付けができる人なら比較的簡単に追加できると思うので、今度試してみようと思っています。
8.5インチ版ではボタン電池内臓で電池交換しようと思ったら本体を分解するしかないのですが、10.5インチ版では背面から電池交換が可能となりました。使用している電池はAAAA(単6)というもの。海外ではメジャーなようですが国内製品ではほぼ見かけません。
一見すると単4電池っぽいですが、比べてみると一目瞭然。全体に小さくスリムです。
8.5インチ版ではオプションで後付けだったペンホルダーも標準装備(取り外しは不可)。8.5インチ版のスタイラスは伸縮式でしたが、10.5インチ版のものは伸びません。また、スタイラスにストラップを付けられる穴があるため、本体のストラップホールと繋げておくことも可能になっています。
書いたものを保存できないというのは、ブギーボードの特徴ですが弱点でもあります。必要な場合は携帯などのカメラで撮影すれば済む話ですが、手間は手間なので是非とも本体での保存に対応して欲しいです。
先ほども書いたように、現状では、カメラで撮影して残すしかないですが、スマートフォンを使うと少し楽です。iPhoneのJotNotのようなアプリを使うと簡単に台形補正ができますし、Evernoteなどへの送信も簡単にできます。日本でのブギーボードの発売元であるKINGJIMが出しているSHOT NOTEもあるので、ブギーボードに貼れるSHOT NOTE用のマーカーシールとかあると面白そうですね。
ちなみに写真はHTC Desire S(Android)で撮影してEvernoteにアップしたものです。これだけ見えれば十分かな?
最後に、写真だとわかりにくいですが、10.5インチ版の筆跡は、従来版よりも白っぽいです。これは個体差があるかもしれませんが、8.5インチの従来版のほうがシャキッとした印象があります。個人の好き嫌いもあるので、これは実物で確認してみてください。