本当に実用化されれば便利そうな歩行充電システムが開発中のようです。
歩行からエネルギーを取り出す場合、力の方向や性質がよく分かっている。そこでウィスコンシン大学マディソン校の研究者たちが、人間の歩行から最大で20Wを取り出せるシステムを開発中だ。
だからこれからは、歩くだけでiPadを充電できたり、低電力消費のコンピュータを使ったりできる。でも、歩行の足を止めてはいけないとなると、ちょっとつらいかな? 研究者たちは、その研究をすでに商業化して、Instep Nanopowerという名前で売りに出している。彼らによると、歩行時には熱だけでも300W相当が放散している。歩行の邪魔をせずに、その一部を取り出すことは可能だ、と。
FAQを読んでも、どの程度歩けば20W出力が可能になるのかなどがわかりませんでしたが、通常歩行の間は常に20Wが出力可能だとすると、AC-USB変換の急速充電器(5V2A=10W)以上の出力でデバイスの充電が可能ということになります。これ、ほんとなのかな?
リンク先にも書いてあるように、この発電機構のために靴が重くなってしまうと実用性は下がってしまうかもしれないので、出来たら充電用のバッテリは外出しにしてもらえるとありがたいかな。