スティーブ・ジョブズの訃報については、既に有名、無名を問わず数多くのブログで語られており、一時代の終焉というものを強く意識させられています。何年かのち、もしかしたら数世代あとには時代のターニングポイントとして、Before Jobs、After Jobsという分け方がされるんじゃないかと思うほどに。
そんなジョブズについて、TechCrunchの記事が印象深かったので転載します。
クレイジーな人たちに乾杯。はみ出し者。反逆者。トラブルメーカー。不適応者。人と違う見方をする人。彼らはルールを好まない。彼らは既成概念を尊重しない。彼らを引用することも、彼らに反対することも、賛美することも、中傷することもできる。唯一できないのは、彼らを無視すること。なぜなら彼らは物事を変えるからだ。彼らは人類を前進させる。そして、彼らをクレイジーだと思う人もいるだろうが、われわれは天才だと思う。それは、世界を変えることができる思うほどクレイジーな人は、それができる人だから。
これはApple最初の「Think Different」コマーシャルのナレーションとのこと。テレビ放映では他の人がナレーションを担当したとのことですが、リンク先にはジョブズがナレーションを行っているバージョンが貼られています。
TechCrunchにも書かれていますが、まさにジョブズを言い表したような内容です。
今月末には死期を悟ったジョブズが発売を急がせたという逸話がある最初で最後の公式伝記「スティーブ・ジョブズ I」「スティーブ・ジョブズ II」が発売されます。死去のことが加筆されたのかどうかが気になりますが、これは絶対に買おうと思います。