最近はスマートフォンが大型化して、片手での操作が難しくなってきましたが、そんなときに活躍するのがスマートフォンの背面に貼り付けるスマホリング。ただ、スマホリングは机の上に置いたときに邪魔になりますし、ワイヤレス充電が出来ないなどのデメリットも。
しかし、そんなデメリットを解決したスマホグリップ「goBelt」がMakuakeで先行予約販売を開始しました。
このgoBelt、2019年にKickstarterでクラウドファンディングを実施していたもの。約1mmという薄型なのが最大の特徴です。
薄い樹脂素材(ポリプロピレン)が編み込まれた形状をしており、指を引っかけてスライドすると、指を通せる輪っかが登場します。
ここに指を通せば、スマホリングと同様の効果に。1mmを薄いので、収納状態だとまったく邪魔にならず、気軽にポケットなどに入れられます。
また、引き出した状態で、きゅっとひねると、スタンドとしても利用可能。先っぽの部分がカギ状になっており、それを重ねることで簡単には潰れません。
goBeltとほぼ同じコンセプトの製品としては、MOFT XやFoldStandがあります。
どちらもカードを収納できたり、マグネットになっていたりと付加機能が特徴になっていますが、goBeltはそういったものはありません。代わりに、安定してワイヤレス充電を利用でき、FeliCaも問題なく使えるのが特徴です。
厚みも1mmと圧倒的に薄く、これまでMOFTやFoldStandを使ってみたものの、厚みが気になって……という人にはオススメです。
ただ、デメリットもあります。他の製品は、何度も貼り直しが出来る粘着剤を利用していますが、goBeltは貼り直しは不可。基本、一発勝負です。これは薄さを優先したため。貼り直し可能な粘着剤を利用すると、その分厚くなってしまうので、そこを犠牲にして薄さを実現したとのこと。
基本的にはケースに貼り付けることが多いと思いますが、スマートフォンの機種変更時などには、あわせて買い直す必要がありそうです。
そんなgoBelt、実際に1か月ほど利用しているのですが、かなり満足しています。机上に置いても邪魔にならず、また手に持った際にもグリップを使わなくても、そこにあることが気になりません。
もちろん、グリップを使えばしっかりとホールドできるので、布団で横になりながらの読書も捗ります。
現在のMakuakeでの最低価格は、1317円から。11月末までに出荷の予定となっています。
追記(2021/4/20):Amazonでの販売が開始されています。