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Kickstarterにて、キーキャップ1つ1つが電子ペーパーになっており、使用する言語やアプリに応じて表示を変更出来るキーボードNemeioがクラウドファンデングを開始しています。
キーキャップの表示が変更出来るキーボードというアイデア自体は目新しいものではなく、これまでもOptimusなどがありましたが、今ひとつ成功したとは言いがたい状況です。
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ディスプレイキーボード Oputimusの新機種
かつて、キートップがすべて有機ELディスプレイになっているOptimus Maximusというキーボードがありましたが、なんと後継機種がでるようです。ロシアのデザインスタジオ Art. Lebedev が、ディスプレイキーボード Optim...
その理由の一つとして、価格の高さがありましたが、Nemeioは市販時の価格が399ドルと、キーボードとしてはまだ高めですが、なんとか手が出せそうな価格に収まっています。
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表示内容はキー操作で変更可能ですが、専用ソフトを利用すると利用しているアプリを認識、自動でそのアプリ用の設定に切替えることも出来ます。もちろん、表示内容のカスタマイズも可能です。
Enterキーの形状など、物理的なものは変更出来ませんが、US配列や日本語配列などで困ることは無さそうです。
接続はBluetoothのほか有線にも対応。Bluetooth接続時のバッテリー持ちは約20時間とのこと。
面白そうなキーボードではありますが、肝心のキースイッチやストロークに関しての情報がなく、表示というか機能優先で打鍵感が犠牲になっているのでは……という気がしなくもないです。
現在の出資額は202ユーロから。なお、Kickstarterでの出荷時期は2021年9月と、ずいぶん先なのも気をつけたいところです。
source: Kickstarter