マンガの神様、手塚治虫氏が手掛けたキャラクター「ユニコ」の新作マンガがKickstarterに登場しています。もちろん、手塚プロダクションの公認です。
制作するのは、マーベルはじめアメコミで活躍している日本人イラストユニット・グリヒルと、小説家のサミュエル(サム)・サットン。手塚プロダクションの協力のもと、「日米のクリエイターが手塚作品へのリスペクトを込めながら現代の読者のために再構築する企画」とのことです。
マンガの内容は下記の通り。
ユニコは野良猫のクロエと仲良くなり、クロエが魔女と勘違いした老女を助けることに…。ユニコに魔法の力があることに気付いたクロエは、短い間でもよいので人の姿に変えてほしいと懇願。ユニコは願いを叶えるが、あくまでも猫としての自分を見失わないことを条件としたはずが— 危険な男と女神ヴィーナスがユニコを破滅させようと動き出し、西風の精ゼフィルスは世界の果てまで行き、ユニコを永遠の苦しみから解放する方法を探し出そうとする、というストーリー。
作品はフルカラー172ページ。リワードには、マンガだけではなく、手塚治虫の複製原画、姫川明輝、白浜鴎、トム・ムーアなどの人気イラストレーターによる作品のポスターなども用意されています。
ユニコを知っているのは、それなりな年齢の人ではないかと思いますが、これを機会に若い世代にも知ってほしいという想いもあるのかもしれません。
Kickstarterでの出資額は、デジタル版が15ドル、紙の本が30ドルから。うまく行けば、2023年6月に発送の予定です。