GREENFUNDINGにて、眼のピント調整機能をサポートする次世代アイウェア「ViXion 01」のクラウドファンディングが行われています。実施しているのは、光学機器メーカーHOYAからスピンアウトしたスタートアップのViXion。
なにやらサイバー感のアイウェアですが、VRやARグラスではなく、どちらかというと双眼鏡あるいはオペラグラスに近いもの。
見る対象に応じてレンズの形状が瞬時に変化し、オートフォーカスをしてくれます。望遠レンズやマクロレンズではないので、より遠くが見えたり細かいものが見えたりといったことはありません。たとえば、近視かつ老眼という人は、手元を見る際にメガネを外すことが多いと思いますが、ViXion 01ならオートフォーカスで手元にも焦点があいます。もちろん、そのままPC画面や遠くのものも見ることが可能です。
まだ視野が狭く、基本的には1箇所にとどまっての作業向きのようで、残念ながらViXion 01をかけたまま車の運転などは行えません。ただ、ノーズパッドの位置を調整し、できるだけ眼に近づけることで違和感のない視野は確保できるようです。
バッテリー持ちは最大10時間で充電はUSB-Cで行えます。
まだ第1世代ですが、数世代先には常用可能ので運転などにも使えるものが登場するのかもしれません。その際にはぜひ、スピーカーも内蔵してほしいところです。
GREENFUNDINGでの価格は6万8800円から。実物を見たいという人は、二子玉川の蔦屋家電+で体験できるようです。