SNSで「ダイソーでUSB 3.0のUSB-Cケーブルが売ってた」と見かけたので、試しに購入してみました。USB-C to CでUSB 3.0、転送速度5Gbps、1mで330円。
以前からPD 100W対応のUSB 2.0ケーブルが売っているのは知っていたのですが、とうとうUSB 3.0になったようです。といっても、最近では有線でデータ転送する機会もほぼなくなったので、あまり速度は気にならないのですが、せっかくなのでこの辺りも調べてみました。
まずはeMarkerから。AVHzY CT-3で確認すると、下記のような表示でした。いきなり、50V@5AやUSB 3.2 Gen 2の表示があり、あっているのか?という気にさせられます。
とりあえず、USB PD140W出力できるUGREENのアダプタに接続してみたところ、28V@5A(140W)に対応するとの表示。
ちなみに、他の100Wまでしか対応してないケーブルであれば、ちゃんと20V@5Aまでの表示となります。なので、少なくともこのケーブルを使う場合、140W流そうとするということです(充電側が対応していれば)。
eMarkerが正しいとしても、ケーブルの細さ的に140W流すのは不安を覚えるので、使う時には100Wまでのアダプタに接続するようにしたほうがいいのかも。
なお、転送速度ですが、PCのUSB 4.0ポートからUSB 3.2 Gen 2×1の外付けSSDに9.47GBのファイルをコピーしてみたところ、約15秒で転送が完了しました。理論値最大の5Gbpsで転送できていることになります。
ただ、本当に理論値が出ることはないと思うので、実際の性能は5Gbpsより上なのではないかと思います。試しに、20Gbps対応のCIOのケーブル(USB 4.0 Gen 2×2?)で同じファイルと転送したところ、ほぼ同じ転送時間となりました。
なので、eMarkerの表示のUSB 3.2 Gen 2(Gen 2×1なら10Gbps、Gen 2×2で最大20Gbps)が実は正しいのではないかという気もしてきます。
専門的な知識もないので、これ以上の検証は難しそうですが、とりあえずの結論としては、下記。
- USB PD100Wには対応している
- USB 3.2 Gen 2×1または2×2対応で、実は5Gbps以上出せるのでは?
とりあえず、見つけたら1本買っておいても損はなさそうです。