今更ですが、5月に発売されたHUAWEI WATCH FIT 3のレビューです。リリース時に提供いただき、1か月以上メインのスマートウォッチとして身に着けていました。
それまで、Pixel Watch 2を利用していたのですが、主に「24時間身に着けていても気にならない軽さ」「バッテリー持ちの良さ」が気に入り、現在もHUAWEI WATCH FIT 3を愛用中です。
物理ボタンが便利な大画面スマートウォッチ
HUAWEI WATCH FIT 3は、約1.82インチ(480×408ドット)のAMOLEDを採用したスマートウォッチ。といってもApple Watchや、Wear OSを搭載するPixel Watch、Galaxy Watchほど高機能なわけではなく、どちらかというと画面が大きなスマートバンドといった製品です。
重さはベルトなしで約26g。純正の交換ベルトも販売されていますが、現在はサードパーティのベルトを使用中です。
側面にデジタルクラウンと機能ボタン(サイドボタン)を搭載。機能ボタンはフィットネスメニューなどをワンクリックで呼び出せます。また、設定から機能の割り当てが可能です。
デジタルクラウンは押し込むことで、メニューを表示可能。各アプリでは、クラウンを回転させてスクロールも行えます。
このクラウンの存在も、HUAWEI WATCH FIT 3を使い続ける理由の1つになっています。ワークアウトの終了時、クラウンを1回押すと中断メニューが表示され、そこで終了ボタンを押すとワークアウトが終了します。
当たり前の操作に感じますが、物理ボタンを搭載しない他社のスマートバンドでは、画面をスワイプしてメニューを表示し、終了ボタンを長押しして終了というものが多いです。普段なら気にならない長押しですが、ワークアウト終了時には、長押しの時間が非常に長く感じイライラします(私だけかもしれませんが)。
その点、HUAWEI WATCH FIT 3の操作は、シンプルで使いやすいです。
食事の記録も可能
HUAWEI WATCH FIT 3には、「ボディメイカー」という機能も備わっています。これは、食事を記録することで、消費カロリーや摂取カロリー、PFCバランスなどを確認できるというものです。
実際の食事の記録は、スマートフォンの「HUAWEIヘルスケア」から入力します。独自のデータベースを持っており、コンビニ食品や外食メニューなども簡単に登録可能です。
ただ、個人的にはこの機能は利用していません。というのも、この機能の上位互換である「あすけん」を利用しているため。登録されている食品も多く、写真からメニューを推測する機能や市販品のバーコードを読み取って登録できる機能なども備えます。
すでにこうしたサービスを利用している人なら、あえてHUAWEIのボディメイカーを使う必要はないでしょう。ただ、類似サービスを使用していないのであれば、無料で使えるボディメイカーは便利な機能だと思います。
電池持ちは約4日
気になる電池持ちですが、常時表示ON、毎日30分の室内バイクと1時間のウォーキングで、おおよそ4~5日程度は持ちます。常時表示をOFFにすれば1週間以上は持つでしょう。
なお、充電は専用のケーブルを使用しますが、このケーブルはHUAWEI Band 9と共通です。
操作性がよく視認性の高いスマートウォッチが欲しいならこれ
HUAWEI WATCH FIT 3は、以下のような人におすすめです。
- 軽くて使いやすいスマートウォッチが欲しい
- ボタン操作でストレスなく使いたい
- 常時表示ディスプレイが良い
- GPS内蔵で単体での運動記録もしたい
もっと価格が安いものをということであれば、Amazfit Bip 5 Unityもあります。Amazfit Bip 5 Unityは価格が約半(1万1900円)の反面、GPSは非搭載。これ自体はさほど気になりませんが、ディスプレイがLCDで常時表示に非対応なのが難点。手首を返せば表示されますが、PC作業中などに手首に目をやった時に時間を確認できないのは地味にストレスを感じます。
その点、HUAWEI WATCH FIT 3は、常時表示に対応。GPSも搭載しているので、単体でコースの記録も可能です。個人的には、物理ボタンで操作できるのが便利だと感じます。
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