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1万円を切るANC対応ハイレゾイヤホン「EarFun Air Pro 4」レビュー【PR】

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EarFunが、7月末に発売したハイレゾイヤホン「EarFun Air Pro 4」をレビュー用に提供いただきました。

最近は低価格のイヤホンでもANC搭載は珍しくなくなってきましたが、EarFun Air Pro 4も9900円という低価格でANCを搭載。かつ、aptX LosslessとLDACに対応したハイレゾイヤホンとなっています。

aptX Lossless、LE Audio対応のEarFun Air Pro 4

前モデルの「EarFun Air Pro 3」ANC+ハイレゾイヤホンでしたが、搭載チップがQualcommの最先端チップQCC3091に変更となり、aptX Adaptiveのほか、aptX Losslessもサポート。加えて、高品質コーデックのLDACもサポートしており、最大96kHz/24bitでの再生が可能です。もちろん、日本オーディオ協会が定めるハイレゾオーディオワイヤレスの認定も受けています。

イヤホン自体は、ステムが長めのよくある形状。付属のイヤピースが豊富なのもEarFunの特徴ですが、EarFun Air Pro 4ではXS/S/M/L/XLの5種類が付属しています。Mがデフォルトで装着されていますが、Lと比べても差がほとんどわかりません。とはいえ、これだけあれば、自分の耳に合うサイズも1つくらいはありそうです。

装着感は良好。ステムが長めですが、邪魔になるほどではありません。また、EarFun Air Pro 3は装着検知に非対応でしたが、EarFun Air Pro 4では対応しており、耳から外すと再生が一時停止します。

イヤホンの側面上部にある丸い部分がタッチパッドになっており、タップや長押しで各種操作を行えます。操作はデフォルトでは下記の通り。この操作はコンパニオンアプリで変更も可能です。

操作 右ユニット(R) 左ユニット(L)
再生/一時停止ダブルタップダブルタップ
曲送り3回タップ
曲戻し3回タップ
音量アップタップ
音量ダウンタップ
音声アシスタント起動2秒長押し
ANC/ノーマル/外音切替2秒長押し
電話応答ダブルタップダブルタップ
着信拒否2秒長押し2秒長押し

充電ケースは、手にすっぽりと収まるコンパクトサイズ。バッテリー持ちはANCオンで最大7.5時間、充電ケース併用で35時間です。充電ケースはUSB-Cでの充電のほか、ワイヤレス充電にも対応しています。

設定豊富なコンパニオンアプリ

コンパニオンアプリは「EarFun Audio」。ANCのON/OFFやイコライザー設定なども行えます。

EarFun Audio

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ちょっと驚いたのがANCモードの多さ。ANCオフ、外音取込モードのほか、ANCだけで5つのモードが用意されています。

  • ディープANCモード:最も強いノイズ低減を提供いたします。(個人差によって、圧力感を感じる場合は他のモードに切り替えてください。)
  • バランスANCモード:ノイズ抑制が強すぎる場合にもたらした圧力感をなくすことを考慮しながら、ディープANCモードんぽ上で、より快適かつ強いノイズキャンセリングを提供します。
  • AI適応型ANCモード:AIアルゴリズムによって、外部環境のノイズに合わせて、ノイズ低減の強さが自動的に調整します。
  • AI聴覚適応型ANCモード:AIアルゴリズムによって、外耳道形状の個人差を考慮しながら、聴覚に対して最適なノイキャン効果を提供します。
  • ウィンドカットANCモード:風の強い環境あるいは地下鉄の駅などの場合にふさわしいです。イヤホンのマイクに当たる風切り音を低減します。

イコライザー設定も豊富で、プリセットは、デフォルト/Rock/Pop/Country/R&B/Classical/Jazz/Electronic/Dance/Hip-Hop/Metal/Blues/Soul/Hits/Latin/Natural/ボーカル減少/ボーカル強化/低音ブースト1/低音ブースト2/低音ブースト3/高音ブースト1/高音ブースト2/高音ブースト3/低音を弱める1/低音を弱める2/低音を弱める3/高音を弱める1/高音を弱める2/高音を弱める3、の30種類が用意されています。

加えて、自分好みの調整も可能。聴こえ方をテストして最適なイコライザ調整を行う適応イコライザもあります。

このほか、ゲームモードのON/OFFもアプリ上から行えます。ゲームモードは、他社製品にも搭載されていますが、Bluetooth接続のバッファを削り、遅延を最大50msに抑えるというもの。これにより、ゲームや映画などで映像と音のズレが気にならなくなりますが、バッファが削られるので、音飛びなどが発生しやすくなります。

LDACやLE Audioの設定もアプリから行います。なお、LE Audioを有効にすると、ゲームモードやaptX、LDACが使用できなくなります。

肝心の音質ですが、EarFun Air Pro 3と比べるとドンシャリ感はなくなりました。低音がやや強めなものの、かなりフラットな印象です。豊富なプリセットやカスタマイズできるイコライザで自分好みの音に調整することもできます。

ANCの効きも良好です。パッシブでの遮音効果も高めではありますが、ANCをオンにすると耳元にある3Dプリンターのモーターやファンのノイズもしっかりとカットしてくれます。ちなみに私は、ディープANCモードだと圧迫感が強かったので、バランスANCモードのほうが好みでした。

低価格だけど高音質なイヤホン

ワイヤレスイヤホンは上を見ればきりがなく、音質を重視するのであれば4~5万円のイヤホンに手を出しても満足できないのかもしれません。ただ、そうしたハイエンドイヤホンを求めるのは、音楽好きだとしても少数ではないでしょうか。

もっとカジュアルに音楽を楽しみたいという大多数の人にとって、EarFun Air Pro 4は十分に満足のいくイヤホンではないかと思います。

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EarFun Air Pro 4

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