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KOSHINがポータブル電源を9月2日に発売。普段使いできるデザイン性が特徴

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主に農業や園芸機器などを手掛ける工進(KOSHIN)が、家庭向けポータブル電源「BPS-6L」「BPS-12L」を9月2日に発売します。価格はオープンですが、販売代理店となるSB C&Sの希望小売価格は600WのBPS-6Lが5万9800円、1200WのBPS-12Lが12万8000円。

1948年創業の工進は、灯油ポンプを手掛けるほか、2011年には自社ブランドのエンジンを開発。それを利用した発電機を発売しているほか、園芸向けのバッテリー交換式園芸用品「スマートコーシン」シリーズを発売しています。

あまり、一般には馴染みのないメーカーですが、農家であれば名が知れているとのこと。園芸用品にも強いようで、うちにある噴霧器も工進のものでした。

普段使いできるデザインにこだわったポータブル電源

ともあれ、そんな工進がポータブル電源を出すわけですが、いきなり登場したわけではなく、開発には3年以上かかっているとのこと。発電機での電力の制御機能に関するノウハウを持っていたほか、スマートコーシンシリーズなどのバッテリー製品のノウハウもあり、この2つがポータブル電源の開発につながったとしています。

コンセプトとしては、アウトドアレジャーや災害時だけでなく、「日常の普段使い」。このため、普段使い出来るデザインにこだわった製品になっています。

日常の空間に置いてあっても違和感がないよう、音響製品のようなデザインになっているのが特徴。他社のポータブル電源では、コンセントやポート類が全面にありますが、それらはすべて側面に配置されています。

▲本体左側面にAC類を配置。左がBPS-12L、右がBPS-6L
▲BPS-6Lの右側面。USBポートやシガーソケットはすべてこの面に配置

上面は、スマートフォンなどを置いておけるトレイになっています。工進は京都のメーカーということで、特産である竹をイメージした仕上がり。ちなみに、竹製ではなくプリントです。

なお、本体の充電は付属のACケーブルで行います。約2時間で満充電になるとのこと。もちろん、パススルーにも対応するほか、停電時には0.03秒でバッテリー動作に切り替わるEPS機能も備えます。

▲ACのほか、ソーラーパネルでの充電にも対応。ただし、ソーラーパネル自体はまだ開発中とのこと

バッテリーには、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、毎日使っても10年間は利用可能。約4000回の充放電サイクルで、4000回使用後も工場出荷時の70%の電池残量を維持します。

このほか、主な仕様は下記の通り。

ポータブル電源は置き場所に困ったりするので、リビングに置いても違和感がないデザイン、日本製という安心感は広く受け入れられそうな気もします。

アウトドア向けの発電機+ポータブル電源も開発中

なお、発売は2025年1月の予定ですが、完全にアウトドア向けのポータブル電源2400Wとインバーター発電機1800Wも開発中とのこと。

発電機をポータブル電源と接続し、バッテリー残量が10%を切ると自動的に発電を開始する仕様。燃料にはガソリンを使用するため、完全屋外仕様です。

ガソリンの管理などもあるので、都心部よりも郊外などガレージなどが用意できるユーザー向けの製品です。

ただ、災害時の使用を考えるなら、こういう製品のほうが長期間活躍するのかもしれません。

Source:KOSHIN

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