カインズは9月25日、同社初の製品発表会「CAINS 商品発表会2024 ～くらし ららら劇場～」を都内で開催しました。
演劇スタイルの製品発表会
演劇スタイルでカインズの製品を紹介していくという、ちょっと変わったスタイルでの発表会となりました。1つ1つ説明してくれたほうが分かりやすい、という気はするものの製品数が多いだけに1つ1つ紹介していては時間がかかってしまう。だったら、キッチンやリビング、寝室、庭などシチュエーション別にそれを活用するシーンを紹介したほうがわかりやすいということのようです。
何でも揃うホームセンターとしてスタートしたカインズは、2007年に商品企画から設計、品質管理、物流、プロモーション、販売といった一連の流れを一貫して行うSPA (製造小売業)を推進すると宣言。オリジナル商品の開発を手掛けてきました。
そのオリジナル商品の売り上げは、2022年時点でおおよそ2.3倍にまで拡大しているとのことです。
また、オリジナル商品はこれまではカインズブランド1つのみでしたが、昨年9月に新たなプロダクトブランドを発表。現在は8つのブランドで展開を行っています。
このブランドに沿って、暮らしのシーンや暮らしのニーズからテーマを抽出し、商品開発に生かしているとのこと。例えば、フライパンで考えると、従来のカインズブランドであれば「安くて機能的なフライパン」となりますが、他のブランドであれば「余分な油をカットするフライパン」「ペットフード専用フライパン」「屋外でも活躍する好きレット」といった感じです。
そんな商品開発、現在は事業部や品番を超えたチームで取り組んでおり、昨年のプロダクトライン発表以降、新商品が6000SKUまで拡大しているとのこと。既存製品に関しても、8つのプロダクトラインをベースにパッケージの変更を進めており、すでに12000SKUが新しいパッケージになっているとのことです。
今回の発表会、製品が多くて１つずつは紹介できませんが、個人的に気になったのはロールタイプのマイクロファイバー。
あとは、「持ち運びできる防災収納スツール」。持ち出し袋は意外と場所を取るので、椅子としておいて置けるというのは便利な気がします。また、持ち出し時には背負い紐を取り出し、そのまま背負うことも可能です。
391品目を値下げ
カインズは、9月25日から391品目（551SKU）の値下げを発表しました。対象製品は多岐にわたりますが、主なところは下記のようなものです。
リリース文によると、「厳しい物価高が続く時代において、自信をもっておすすめする′′安さ′′で、皆さまのくらしを応援します。」とのことです。
