GPDが、13.3インチの2画面ノートPC「GPD DUO」の先行予約をIndiegogoで開始しました。価格は1270ドルから。11月には出荷の予定です。
最近はフォルダブルのノートPCも各社からリリースされていますが、GPD DUOはそれとは違い2画面なのが特徴。13.3インチの有機ELディスプレイを2つ搭載しており、解像度はどちらも2880×1800ピクセルです。
扱いとしては、下側のディスプレイがメインディスプレイで、上側がセカンダリーディスプレイ。セカンダリディスプレイは背面に畳むことで、タブレットPCのように使うことも可能です。というか、常にディスプレイが見える状態でしか畳めなさそうな雰囲気ですが、セカンダリディスプレイを内側に折った状態でも閉じることができるようです。
メインディスプレイの背面には、セカンダリディスプレイを展開した時にも安定するようスタンドが内蔵されています。
また、セカンダリディスプレイは、USB-C(DP Alt)で外部入力が可能です。PC側の電源がオフの場合でも、通常のモバイルディスプレイのように接続機器からの電力供給で使うことができるとのことです。
インターフェースはUSB4×1、OcuLink×1、HDMI 2.1×1、USB-C(10Gbps)×1、USB-A 3.2 Gen 1×2、SDカードスロット、3.5mmジャック、RJ45×1。
CPUはAMD Ryzen AI 9 HX370とRyzen 7 8840Uの2タイプ。RAMは16GB/32GB/64GB、ストレージ512GB/2TB/4TB。本体サイズは297×209.65×23.8mm、重さは2200gとやや重めになっています。
モバイルディスプレイを常に持ち歩いている人なら、意外と実用性が高そうな気はしているのですが、こういうのもいずれはARグラスなどにとって代わるのかもしれません。