Microsoftは1月17日、Microsoft 365の値上げを発表しました。新料金は即日反映されており、既存契約者も次回更新時に新価格が適用される。
一般家庭向けの新価格は下記の通り。
- Microsoft 365 Personal:1万4900円→2万1300円(年額プラン)
- Microsoft 365 Family:2万1000円→2万7400円(年額プラン)
いずれも6400円の大幅な値上げとなっています。ちなみに、値上げは日本だけではなく、世界中で実施された様子。例えば米国では30ドルの値上げとなっています。
もともとMicrosoft 365の価格は1ドル=約213円で計算されていたので、30ドルだと約6400円になり、日本だけ値上げ幅が大きいというわけではないようです。
ちなみに、Amazonなどで販売されているライセンスコードは、すでに値上げされていました。残念。
値上げの理由については、「過去12年間に追加してきた広範なサブスクリプション特典を反映し、今後何年にもわたって新しいイノベーションを提供できるように」とのこと。
この値上げに伴い、Mirosoft 365アプリでのCopilot機能が利用可能になりました。これまでは、月額3200円の「Copilot Pro」サブスクリプションが必要でしたがこれが不要に。ただし、Copilotの利用回数には制限が設けられており、より多く利用したり、最上位モデルへの優先アクセスなどには、引き続きCopilot Proが必要です。
Copilot、まったく使っていませんし、この価格になると買い切り版でもいいかなという気がしてきますが、台数無制限でインストールできるのが魅力。PCが複数台ある場合には悩ましいところです。