
オウガジャパンは、2024年12月にエントリースマホ「OPPO A3 5G」を発売しました。価格は3万2800円。
この辺りの価格帯は競争が激化しているので、どれを選べばいいのか難しいところです。今回、このOPPO A3 5Gをお借りしたので、簡単に紹介したいと思います。
6.7インチのエントリーモデル
OPPO A3 5Gのサイズは約76mm×166mm×7.7mmで、重さは約187g。若干大きく感じますが、エッジに変な丸みがなく、シャープな印象は結構好みです。

指紋センサは側面電源ボタンに搭載。底面にUSB-Cとイヤホンジャックを搭載します。


ディスプレイは約6.7インチのLCDで、解像度は1604×720ピクセル。リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。

フラットディスプレイなのはいいのですが、若干顎が広めで、ひと昔前のスマホという印象です。ただ、輝度は最大1000nitとエントリーモデルにしては明るく、発色も有機ELと比べてしまうと物足りなさはありますが、そこまで悪くはありません。

5000MPカメラを搭載
背面カメラは2眼に見えますが、約5000万画素の広角(F1.8 / 画角76度)と200万画素の深度センサーなので、実際には1眼です。

カメラアプリでは、1倍と2倍をワンタップで切り替え可能。デジタルズーム併用で最大10倍までいけます。

写真に関しては可もなく不可もなくといった印象です。すごく綺麗というわけではありませんが、取り立ててダメという感じもありません。色味に関しては好みの問題もありますが、やや淡いというかのっぺりした雰囲気でしょうか。もう少しパキッとしたほうが好みですが、これでも十分だと思います。
ウォーターマークは最近のスマホにしては控えめな印象ですが、カメラが売りの機種ではないのでこんなものでしょう。







AnTuTuは40万点台
一応ベンチマークも実施してみました。OPPO A3 5GのSoCはMediaTek Dimensity 6300、RAM4GB、ストレージ128GBといかにもエントリーという構成なので、当然ながらスコアもそれなりです。
AnTuTuのスコアは「442289」、Geekbench 6のシングルコアは「778」、マルチコア「1855」、GPU「1365」という結果に。Snapdragon 765Gをやや上回る程度、といった感じです。

全体的に価格とのバランスがいい端末だとは思う反面、非力なのはいかんともしがたく、アプリの立ち上がりや一つ一つの操作にもワンテンポの遅れを感じます。
ただ、おサイフケータイには応しているので、そこまで素早く操作はしない、1つのアプリを立ち上げっぱなしという場合には、普段使いのスマホとして十分にありではないでしょうか。