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先日、先行予約が開始された「BEZALEL Omnia X(オムニアエックス)」。iPhoneとApple Watch、またはiPhoneとAirPodsを同時に充電できるというカーチャージャーです。今回、レビュー用に提供頂いたので、紹介していきたいと思います。
3in1カーチャージャー「BEZALEL Omnia X(オムニアエックス)」
今回提供いただいたのは、Omnia Xと85Wチャージャーの2つ。
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まずOmnia Xですが、本体への給電はUSB-C。入力は5V/3Aまたは9V/3Aとなっています。
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充電エリアは、正面にiPhone用のマグネットエリア。最大15W充電。後ろ側にApple Watch用の充電エリアがあり、こちらは5W充電です。
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Apple Watchを置くと、下図のような感じ。充電中に画面を見ることはできません。
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ちょっとわかりづらいのがAirPods用の充電エリアで、iPhone充電エリアの裏側にあります。
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このため、AirPodsを置く向きには注意が必要です。
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エアコンルーバーへの取り付けは、よくあるクリップ式ではなく、締め込みタイプのクランプ式。根本のダイヤルを回すと赤い部分が稼働し、これでルーバーを挟み込みます。
USB3ポートの85W充電器
85W充電器は、USB-C(Max 65W)、USB-C(Max 20W)、USB-A(Max 18W)の3ポート充電器。USB-C(20W)とUSB-Aは併用すると合計Max 15Wとなります。
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取り付け場所には注意が必要
ここからは、実際に車で使ってみた様子をお伝えします。といっても、充電できるというだけなのですが。
マグネットは標準のMagSafe充電器程度には強く、走行中に振動で外れてしまうことはなさそうです。吹き出し口への取り付けは、てこの原理でルーバーに負荷がかかりそうな印象がありましたが、本体が吹き出し口にひっかかるので、そこまで負荷はかからないようです。
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車の中でAirPodsを充電することは少なそうですが、Apple Watchを充電できるのは便利かもしれません。
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ただし、エアコン吹き出し口に取り付ける場合、冷風は構わないものの、温風は直接当たらないにしなければいけないとのこと。風向を下向きにするか、塞ぐようにとのことです。
車によっては個別に調整するのが難しいこともあると思うので、そのような場合はオプションのダッシュボードマウントなどを使ったほうがいいかもしれません。
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余談
以下余談。本体と標準マウントの接続はボールジョイントになっています。なので、ボールジョイントのあるスタンドを用意すれば、設置の自由度は高いです。
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こんな感じで卓上で利用することも可能。
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オプションマウントとして、テスラスクリーン型というのが用意されており、これを利用すれば、ディスプレイに取り付けたりもできそうです。ただし、取り付けは両面テープとのことなので、剥がして再利用は難しそうです。
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