
天空が、AYANEOの最新ゲーミングUMPC「AYANEO 3 国内正規版」の予約を開始しました。発送は6月中旬の予定。価格は、Ryzen 7 8840Uモデルが15万9600円から。最上位のRyzen AI 9 HX 370 / 64GB / 4TBモデルは30万2100円。

Indiegogoでは一足早くクラファンが開始されているAYANEO 3ですが、大きな特徴はなんといってもモジュール式になったコントローラーです。

左右のコントローラー部が着脱式になっており、上下を入れ替えたり、他のモジュールと入れ替えたりが可能。
ちなみに、交換用モジュールは別売りです。本体と同時予約で50%オフの9900円。モジュールのカラーは本体と同色になります(レトロパワーのみモジュールが同梱)。

モジュールは本体下部のボタンを長押し、またはAYASpaceのメニューから操作することでポップアップ。接続的にはUSB機器として認識されるとのことで、電源が入ったままでも着脱可能です。


ジョイスティックやボタン類は取り外し可能。Xbox配列、PS配列などに変更できるほか、上下を入れ替えた場合にも向きを合わせることができます。

このほか、トリガーボタンには、AYANEOとしては初のトリガーストップ(リミットトリガー)を採用。背面のスライドスイッチを切り替えることで、ストロークを7.5mmから3mmに変更できます。また、背面ボタンも追加されています。

インターフェースはUSB4 ×2、OCuLink×1、microSD×1、3.5mmヘッドフォンジャック×1。電源ボタンには指紋センサも搭載されています。

性能は言わずもがなというところがありますが、Ryzen AI 9 HX 370搭載で21万1850円からは、すでにコスパの良いゲーミングUMPCではなく、がっつりとゲーミングPCの域に入っている気がします。

20万~30万でUMPCを買うなら、RTX4070あたりのPCを組んだほうが安上がりかもしれません。それでも、好きな場所でゲームができるUMPCはやっぱり魅力的。
AYANEO 3はパススルー充電にも対応しているので、電源につなぎっぱなしでプレイしてもバッテリーの劣化はすくないはず。壊れやすいコントローラー部も交換可能なので、長く使えるということを考えるとお買い得なのかもしれません。
