
東京大学発のヘルスケアスタートアップissinが、スマートリング「Smart Recovery Ring(スマートリカバリーリング)」を発表しました。価格は2万9800円で、3月14日より全国のKDDI直営店/au Style/auショップ/UQスポットおよびau Online Shopで発売します。
issinは、照明一体型プロジェクタ「popIn Aladdin」や「スイカゲーム」の開発者である程 涛氏が2021年に創業した新興メーカー。最近では、ユーザー数が7万人を超えた「スマートバスマット」などを開発・提供しています。
Smart Recovery Ringは、最近増えているスマートリング。厚みが2.2mmと薄型なのが特徴です。

IP68・5ATMの生活防水仕様で、日常生活やシャワーなども装着したままでも問題ありません。バッテリー持ちは最大7日間。

Smart Recovery Ringで計測できるのは、睡眠、ストレス、活動量、心拍数、血中酸素濃度、心拍変動、皮膚温、女性の健康管理といったところ。正直なところ、この辺りの機能は他のスマートリングと大差ありません。
ただ、大きな特徴となるのが、取得したデータの見せ方です。基本的には、前日の睡眠データや活動量、ストレスなどを加味した「リカバリー」スコアを表示。必要に応じて詳細なデータを確認するというスタイルです。この辺りはOura Ringに近いものがあります。

ちなみにアプリは、スマートバスマットと同じもの。現在のアプリ名は「スマートバスマット」ですが、今後「ウェリー」という名称に変更されます。これは、アプリに搭載されるパーソナルヘルスケアAIのウェリーから来ています。
ウェリーは、ユーザーの体重や運動、睡眠、ストレス、そして食事データなどをもとに、最適なアクションを提案。そのおすすめアクションを実施すると、ポイントがもらえ、issinのサイトなどで利用できるとのことです。

なお、auからはスマートバスマットのINFOBARバージョンが発売されていますが、Smart Recovery RingについてもINFOBARバージョンの発売を予定しているとのことです。
